国内独立系ベンチャーキャピタル(VC)一覧【厳選10社】

一言でベンチャーキャピタル(VC)と言っても、投資領域や運営方針などにおいて各社に違いがあります。

中でも独立系ベンチャーキャピタルは、親会社を持たないためにしがらみや影響を受けることなく純粋な投資を行えるVCだと言えるでしょう。
日本国内にも多数の独立系VCがあり、世界進出ベンチャーや地域密着型支援など得意な分野も異なります。
そこで今回は、主な日本国内の独立系ベンチャーキャピタル(VC)を10社厳選し、一覧化して紹介します。各ベンチャーキャピタルの概要と特徴をつかむ際に、ぜひ役立てていただければ幸いです。
※各VCの最新情報と詳細について知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

【目次】

    1. 株式会社サムライインキュベート
    2. 株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ
    3. 株式会社ジャフコ
    4. 日本ベンチャーキャピタル
    5. インキュベイトファンド株式会社
    6. フューチャーベンチャーキャピタル株式会社
    7. 日本アジア投資株式会社
    8. 株式会社WiL
    9. 株式会社ジェネシア・ベンチャーズ
    10. グローバル・ブレイン株式会社

株式会社サムライインキュベート

日本の独立系インキュベーターです。IT企業を中心とした創業期スタートアップへハンズオン・ハンズインで成長支援を行ってきました。また、国内企業だけでなくイスラエルの企業へも積極的に支援を実施しています。

投資スタイル

事業内容は、投資事業とインキュベーション事業の2本柱。シードステージの企業に対して500万円~程度の資金提供を積極的に実施しています。
シードステージの企業に対する投資額は低くなる傾向があるため、サムライインキュベーションではその分より多くのスタートアップへ投資を行っていると言えるでしょう。
また、既存投資先へのフォローオン投資も行い、スタートアップがプロダクトマーケットフィットに到達するまでの支援を続けています。
さらに、創業者の榊原健太郎が中心となり、イスラエルに支社を設立しており、ITスタートアップが多数存在するイスラエルへの成長支援も積極的に行っています。

インキュベーション事業においては、投資先スタートアップに限定せず大企業ニーズ起点でイノベーション支援を実施し、支援にあたっては、国内外のスタートアップとの連携を積極的に行っています。

具体的なプロジェクトは、インキュベーション・コンサルティング、オープンイノベーション、そしてクロスボーダーでの複数のイノベーションプロジェクト推進などがあります。
イスラエルの他には、アフリカや中国にも拠点を保有しています。

投資実績・主な投資先

投資先の発見においては起業家向けのイベントなども頻繁に開催しており、これまでに180社を超える投資実績を持ちます。
アセンド株式会社、株式会社スクールウィズ、OmoiFoods株式会社、POST COFFEE株式会社、株式会社ventus、株式会社ディープラストレーディングなどがその一例です。

創業者・現メンバーの経歴

また、同社のメンバーについてですが、財務担当を務める取締役の本間良広氏は、公認会計士として大手監査法人の金融事業部で活躍した人物です。インベストメントマネージャーの坪田拓也氏は、マーケティング事業を行う株式会社オプトでWebマーケティングや新規商材企画を経験しています。

株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ

日本有数の独立系ハンズオン型ベンチャーキャピタルです。ファンド投資を中心に事業を展開しており、特にアーリーステージからレイターステージにかけてのハンズオン投資・育成が中心となっています。

投資スタイル

投資資先育成経験、産業知見、そして人的ネットワークを強みとし、創業段階~成長後期段階における将来有望な企業への投資、育成を積極的に実施。投資額としては1社あたり1億~10億を超える案件がメインです。

第1号ファンドの規模は5億4,000万円でしたが、現在では200億円規模のファンドを次々と組成。2019年には、第6号となるファンドを400億円の規模で組成しています。
第6号ファンドでは、1社当たり最大50億の投資も可能とし日本発のユニコーンベンチャーの育成を目指しています。同社は日本のVCとしては珍しく海外からの出資受け入れ比率が高く、投資先もグローバルに活躍するベンチャーが中心です。

投資実績・主な投資先

毎年のように投資先企業がIPOを実現しており、近年でもハンドメイドマーケットプレイスを運営する株式会社クリーマや人材プラットフォーム事業を行う株式会社メドレーなど多数挙げられます。その他には株式会社ヤプリ、ランサーズ株式会社、株式会社メルカリ、株式会社アカツキ等などがあります。

創業者・現メンバーの経歴

代表パートナー堀義人は、グロービス経営大学院の運営も行っています。同じく、代表パートナー仮屋薗聡一氏は、株式会社三和総合研究所での経営戦略コンサルティングを経て同社設立に至りました。また、代表パートナー今野穣氏は、経営コンサルティング会社(現PwCコンサルティング)での業務を経験され、シニア・アソシエイトの中村達哉氏は、AGC株式会社の電子カンパニーで活躍したのち、ボストン・コンサルティング・グループにも従事経験があります。

株式会社ジャフコ

元々は野村グループ系のベンチャーキャピタルでしたが、2017年に完全自立を公式発表したジャフコ。日米に存在するライフサイエンス企業への投資や、大学・研究機関の研究成果の事業化支援・投資を行っています。国内最大級の組織規模であり、日本におけるベンチャーキャピタルの草分けとも言える存在でしょうか。

投資スタイル

シード~アーリーステージの企業を中心として(2019実績値ではシード~アーリステージ比率が95%)、数億円規模の投資を行っています。
初回のラウンドだけにとどまらず、経営が軌道に乗り始めた後の継続的な投資も積極的に行っているのが大きな特徴です。

幅広い業界・ステージの有望企業の情報を早期に仕入れて投資に結びつける組織体制が整っており、IT企業を中心として医療・バイオ・サービス・製造・流通などあらゆる業界の企業に投資しています。
技術革新による産業構造の再構築を捉え、次世代の中心となる事業への投資を目指すベンチャーキャピタルと言えます。
投資先の成長段階に合わせて、戦略策定やシステム刷新、組織体制の整備などを立案・主動しています。また、海外においてはアメリカ・中国・台湾に現地法人を保有しています。

投資実績・主な投資先

45年以上の歴史を持つ同社は、2021年9月時点で累計4,075社ものベンチャーへの投資実績があります。そのうち、上場したのは累計1,017社。投資額も一般的には1億円を超えており、組織的な経験値を活かした大規模な投資を行っています。具体的にはchatwork株式会社やUUUM株式会社、マネーフォワード株式会社などが投資先の例として挙げられます。

創業者・現メンバーの経歴

現代表取締役である豊貴伸一氏は、早稲田大学卒業後に同社へ入社し、関西支社兼企画総務担当やVA3部担当などを歴任しました。
同社パートナーの井坂省三氏は、FreakOutやperoli、UUUMなどへの投資を担当した経験を持ちます。また、北澤知丈氏は東京大学大学院の社会理工学研究科を修了した後にジャフコへ入社し、GamewithやMUJIN、Synspectiveなどの投資経験があります。

日本ベンチャーキャピタル

ベンチャー企業の経営者や、大企業でベンチャー支援を行ってきた事業家などによって設立された独立系VCです。シードステージから上場までを強力にバックアップできる経験やノウハウ、ネットワークを持ちます。

投資スタイル

ITサービス関連企業への投資が中心ではありますが、その他にも環境エネルギーや情報通信、医療分野などへの投資にも注力しています(コンサルティングにも力を入れています)。
また、産学連携事業に強みがあり、大学関連のベンチャー企業に多面的支援を行って研究成果の起業化を促進しています。
同社の経営陣には自らベンチャー起業をした事業家や、株主としてベンチャー企業支援に注力してきた大企業が集結し、役員企業~株主企業~ファンド出資企業などを含めると150社以上の大企業が関わっています。
そのため、投資候補先の事業性評価や投資後のアライアンス構築などで強力なバックアップが期待できる点が特徴です。

投資実績・主な投資先

同社のIPO累計実績は、2021年7月28日時点で157社です。
直近では、ブレインズテクノロジー株式会社やセレンディップ・ホールディングス株式会社、株式会社ペルセウスプロテオミクスなどが例として挙げられます。さらに、過去2年間ではスマートスキャン株式会社や株式会社Revorfなどへの投資実績もあります。

創業者・現メンバーの経歴

設立者の牛尾治朗氏はウシオ電機株式会社の創立者であり、日本郵政株式会社の取締役や内閣府の経済財政諮問会議議員などに就任した経歴を持つ人物です。
現取締役名誉会長の岩沙弘道氏は、三井不動産株式会社の代表取締役会長。その他にも三井物産株式会社の顧問である飯島彰己氏や三井住友海上火災保険株式会社特別顧問の江頭敏明、セコム株式会社の取締役最高顧問・飯田亮など、経済界のビッグネームが取締役に名を連ねています。
さらに、株式会社ファーストリテイリング代表取締役会長の柳井正氏やサントリーホールディングス株式会社代表取締役会長の佐治信忠氏など、取締役には有名人が並びます。

インキュベイトファンド株式会社

創業前後のシードステージへの投資に特化したベンチャーキャピタルです。2010年からはより創業期に近い起業家との接点として、シードアクセラレーションプログラム「Incubate Camp」を運営し、資本と人材の両面からベンチャー企業の成長速度を最大化すべく、伝統的なVCの枠を超えたスタートアップの支援インフラを構築しています。

投資スタイル

創業前後のシードステージに特化したベンチャーキャピタルとして、国内最大規模の実績をもつ企業です。創業以来、総額620億円以上の資金を運用して投資を行っています。実際に2010年設立の1号ファンド設立以来、一貫してプレシード・シードステージに特化した投資を行ってきました。
しかし、2021年8月、既存投資先の成長加速支援を目的としたグロース・ファンドを、161億円規模で設立し、同社としては創業以来初の試みとして注目を集めました。

投資実績・主な投資先

インキュベイトファンド株式会社は創業以来、関連ファンドを通じて400社以上のスタートアップ企業へ投資活動を行ってきました。その投資先としては、宇宙スタートアップ企業の株式会社ispace、国際分散投資による資産運用・リスク管理サービスを運営するウェルスナビ株式会社などが挙げられます。その他、株式会社オープンエイトやベルフェイス株式会社、株式会社Origamiなどにも投資実績があります。

創業者・現メンバーの経歴

設立者の赤浦徹氏は、国内VC最大手のジャフコにて8年半、投資育成業務に従事し、その後ベンチャーキャピタル部門を独立開業、現在まで創業期に特化した投資育成事業を行っています。
ジェネラルパートナーの本間真彦氏は、ジャスコの海外投資部門にてシリコンバレーやイスラエルのIT企業への投資事業等に従事経験を持ちます。また、同じくジェネラルパートナーのポール・マクナーニ氏は、リクルート出身で、同社にてデジタル事業の立ち上げとネット系企業のベンチャー投資を主幹していました。

フューチャーベンチャーキャピタル株式会社

地域密着の独立系ハンズオン型ベンチャーキャピタルです。IPOに依存しないビジネスモデルを形成し、地域創生ファンドやCVCファンドを積極的に展開しています。地域密着型という独自路線での投資活動を行う、ユニークなVCだと言えます。

投資スタイル

創業当時より、アーリーステージの企業支援や大企業との連携によるハンズオン支援を実施し、地域における企業創設や各地域が抱える課題解決に従事しています。
地域における創業率の向上、域内経済の活性化、そして雇用の創出に貢献する地方創生の本格的な推進の手段としてファンドを組成しており、「地方創生ファンド」としてIPOを目指すベンチャー、中小企業等へのサポートを行っています。
投資先は国内のベンチャー企業が中心ですが、海外企業への投資も一部では実施しています。

通常のベンチャーキャピタルはITサービス関連企業への投資を活発に行っていることが多いですが、同社の投資先は電子機械・器具やサービス・飲食関連企業などをはじめとして幅広い点が大きな特徴です。

投資実績・主な投資先

具体的な投資先としては、五常・アンド・カンパニー株式会社や株式会社HIROTSUバイオサイエンス、福島SiC応用技研株式会社などが挙げられます。また、Webサイトを通じた宅配サービスとして近年有名な「出前館」を運営する夢の街創造委員会も、代表的な投資先の1つです。

創業者・現メンバーの経歴

設立者の川分陽二氏は、大手都市銀行で12年、大手ベンチャーキャピタルで9年半従事した経歴を持ちます。川分氏は、同社を設立後わずか3年でナスダック・ジャパンに上場させた手腕の持ち主です。
取締役管理部長の塩本洋千氏は、現日立金属に入社後、公認会計士としてPwC京都監査法人に勤務した経歴を持ちます。
また、現在の代表取締役社長である松本直人氏は、入社以来ファンド企画や募集、ベンチャー企業への投資実行などベンチャーキャピタルに求められる業務全般を経験したのちに2016年より現職に就いています。

日本アジア投資株式会社

日本国内だけでなく、中国や台湾などを含むアジアにおける投資活動に強みがある独立系ベンチャーキャピタルです。1981年に経済同友会を母体として設立されて以降日本とアジアの経済交流に貢献していることから、アジアでの高い知名度を誇ります。

投資スタイル

ベンチャー投資はもちろん、アジアのネットワークを活用した日本とアジアの未来に貢献するSDGs投資も積極的に実施しています。
同社では、プロジェクト投資とプライベートエクイティ投資の2種類を基本スタンスとしています。
プロジェクト投資とは、発電所や工場などの設備を有する特別目的会社に対し行う投資です。一方のプライベートエクイティ投資とは、日本を含むアジア地域のベンチャー企業や中堅・中小企業等を中心とした有望企業へ投資し、株式売却益獲得を目指す投資を指します。
また、メガソーラー事業への積極投資も、同社の特徴の1つです。

瀋陽や上海、天津に100%子会社を持つ他、ハノイ・ホーチミン、バンコクに提携先、シンガポール、マレーシア、インドネシアに協力先を持つなど、アジアにおける強固なネットワークが強みです。

投資実績・主な投資先

国内外で300社超の上場実績があり、累計投資額は3,300億円にのぼります。同社のIPO実績としては、ワンダープラネット株式会社、クリングルファーマ株式会社、Fangdd Network Group Ltd.などが投資先として挙げられます。

創業者・現メンバーの経歴

現取締役会長の川俣喜昭氏は、三和銀行やモルガン・スタンレーMUFG証券、マニュライフ生命などさまざまな金融機関で従事した経験を持ちます。
現代表取締役社長の下村哲朗氏は、三菱東京UFJ銀行にてアジア本部中国部長を担当。また、取締役監査等委員長の大森和徳氏は、中国浙江省杭州市の経済技術開発区の経済顧問、蘇州工業園区の高級顧問などを担いました。

株式会社WiL

シリコンバレーや東京を拠点とする独立系ベンチャーキャピタルです。投資対象はレイターステージの企業という点が、同社の大きな特徴です。日米を中心として、有望なスタートアップの発掘から育成、投資までを行っています。

投資スタイル

国内有数の大手企業とパートナーシップを結び、米シリコンバレーにも拠点を持ちます。日米の強固なネットワークを持つ強みを活かして、世界市場へ挑戦する日米のベンチャー企業を数億円規模の投資で支援しています。
成長資金提供や出資後のグローバル進出支援、事業提携先の紹介及び人材採用のサポート、広報支援などが主な事業です。
日本展開を検討している有望なスタートアップや、アメリカのアーリーステージファンド、新興国ファンドへの投資を得意としています。
また、大企業に眠る社内IPを活用した新規事業創出支援やイノベーター人材の育成、大企業とベンチャーによるオープンイノベーション促進にも注力しています。

投資実績・主な投資先

同社の投資実績としてまず挙げられるのが、人事労務の業務効率化と生産性向上を支えるクラウド人事労務ソフトを提供する、株式会社SmartHR。また、近年では非常に有名となったスマートフォン向けフリマアプリ「メルカリ」を運営する株式会社メルカリへも投資した実績を持ちます。

創業者・現メンバーの経歴

共同創業者の1人である伊佐山元氏は、日本勧業銀行に勤めたのちにスタンフォード大学のビジネススクールに留学し、その後アメリカ大手VCのDCM本社パートナーを務めました。
同社のインベスターであるトッド・グローバー氏は、デトロイト・コンサルティングでオペレーションプロジェクトに従事した経験を持ちます。
また、パートナーである琴章憲氏は、大手ゼネコンで働きながら独学でプログラミングを学び、デジタルガレージにてWebプロデューサーとして活躍した人物です。

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ

アジアにおけるシード・アーリーステージのスタートアップに特化した、独立系ベンチャーキャピタルです。アジアに新しい産業を創生していくプラットフォームとなることを目指しています。

投資スタイル

同社の主な投資対象事業領域は、大きく3つ。リアルとITの融合によるデジタル・トランスフォーメーション周辺領域、ニューエコノミー/デジタルメディア・コンテンツ周辺領域、そしてフロンティアテック周辺領域です。
デジタル・トランスフォーメーション周辺領域とは、産業のビジネス・ストラクチャーをアップデートするXaaS(X as a service)など、多重構造を解消するプラットフォーマーなどを指します。
ニューエコノミー/デジタルメディア・コンテンツ周辺領域は、シェアリングエコノミー、非中央集権型プラットフォーム。
そしてニューエコノミー/デジタルメディア・コンテンツ周辺領域としては、VR/ARなど人々の心を動かす体験価値を提供する事業を指します。

東京だけでなくインドネシアのジャカルタ、ベトナムのホーチミンにも拠点を持ち、アジア全域における持続可能かつ大きな産業創造に挑むプラットフォームの構築を目指しています。

投資実績・主な投資先

同社の投資実績は、2020年11月末時点で89社。その中にはスマートオフィス基盤SaaSを提供するACALL株式会社、難病患者向けのソーシャルデータプラットフォーム企業であるActivaid会社などが含まれます。

創業者・現メンバーの経歴

創業者の田島聡一氏は、三井住友銀行で8年務めた後サイバーエージェントに入社し、金融メディアの立ち上げに責任者として関わり、事業の上場・売却を成功させた実績を持ちます。
同社パートナーの河合将文氏は、農林中央金庫にて約10年勤務して信用商品等に対するオルタナティブ投資業務に従事、その後KPMG FASでのM&Aアドバイザリー業務経験を経て、日本政策投資銀行に入行した経歴を持ちます。

グローバル・ブレイン株式会社

アーリーステージの企業を中心として、さまざまな分野での支援を行う独立系ベンチャーキャピタルです。出資だけではなくビジネスモデルの構築や営業体制・販売プロセスの構築、人材の活用・採用、資金繰り、提携先の交渉などを含めた短期戦略、長期戦略の策定まで行っています。

投資スタイル

ハンズオンスタイルのベンチャーキャピタルであり、経営・営業戦略、資金調達、技術の事業化、人材採用、株式公開などさまざまな分野の支援を行う点が特徴です。
2008年からは本格的に海外の優良ベンチャーに対する投資と経営支援を展開しています。シリコンバレー・オフィスを核として、現地の有力スタートップ・ベンチャーの開拓、現地VCとの提携による共同投資、及び現地のインキュベーション施設と提携し、これにより、米国内でも知名度がまだ高くない優良スタートアップ企業に対する投資が強みになっています。
また、シンガポール、韓国、台湾を始めとした各国現地のベンチャーコミュニティやVC、アクセラレーター、政府機関などとも連携しています。

投資実績・主な投資先

同社の投資実績としては、IPOを実現した企業が2021年9月時点で22社。その中には、株式会社メルカリやネットショッププラットフォームを提要するBASE株式会社などが挙げられます。

創業者・現メンバーの経歴

同社の創業者である百合本安彦氏は、富士銀行やシティバンク・エヌ・エイなどで活躍し、株式会社アイ・ビー・ビーの設立を経て同社の創業に至っています。
ジェネラルパートナーの安田功夫氏は、日本証券業協会に従事し、店頭登録審査部にて公開希望会社の登録審査に携わった経歴を持ちます。
また、ジェネラルパートナーの立岡恵介氏は、ボストン・コンサルティング・グループや株式会社リクルートでの従事を経て参画しています。

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>ベンチャーキャピタルへのキャリアに関する記事

コンサルファーム・ファンド等「ベンチャー支援ポジション」の特徴・転職年収事例・キャリアパス
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/vsupport

“コンサル”と”PE・VCファンド”の違い【年収からキャリアパスまで】
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/consulfundcom

ベンチャーキャピタル(VC)とコンサル・投資銀行・PEとのスキル面での違い
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/venturecapital_howdifferent

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