一般的な給与水準から見て、コンサルティングは年収が高い業界です。コンサルタントとして働かれている方の中には「事業会社に転職すると年収が下がる」と考えている方が多いのではないでしょうか。
ただ、実際にはしっかりと年収を上げて事業会社に転職する方も多く存在します。好条件での異業種転職に成功された方が意識していることをまとめました。
【目次】
伸びる業界(マーケットトレンド)を押さえる
ご存知の通り、事業には一定数サイクルがあり、伸びていく業界、シュリンクする業界があります。
伸びている業界とシュリンクする業界を『上りエスカレーター・下りエスカレーター』に例えるのは有名ですね。伸びていく業界(=上りエスカレーター)を押さえておけば、例え自分が進まなくとも自然と年収も上がります。逆に下りエスカレーターに乗ってしまうと、お察しの通り収入を上げるには難しい状況が続きます。
また、産業の潮流を観察してみると、今後不可避のビックトレンドもあります。
日本に巻き起こる課題であれば、「人口減少」「労働力をどうIT化するか?」「海外にどう出ていくか?」あたりでしょうか。
年収アップを成功させて事業会社へ転職するケースには、この『伸びる業界』に難なく移れる方、即戦力としてバリューが出せるようスキルを磨いている方が多くいらっしゃいます。
会社の旬(フェーズ)を押さえる
当然ですが、同じ会社でもどのフェーズで参画するかで年収がガラッと変わります。
スタートアップ時などは、そもそもキャッシュが限られているため、どうしても年収を上げるには難しい状況にあります。逆に、大型調達をしたり、IPOをしたりとキャッシュリッチになり拡大路線の企業は給与も上がりやすいと言えるでしょう。
トレンドに乗っている会社の『旬』を掴むと、ダブルで上りのエスカレーターに乗ることが出来るようです。
優秀かどうかよりも、マーケットのトレンドをつかめるか
現在、ファームは案件の獲得が好調で、コンサルタントやシニアコンサルタントのリソースは確保できているものの、マネージャー以上の人材が不足しているという状態が続いています。
この3年間程度はマネージャー不足で困っているという採用トレンドが継続し、退職時にマネージャー以上であれば復帰後にも、メンバーをつけやすく、リソースを確保しやすい状況と言えるでしょう。
まとめ
基本的には、「伸びている領域の、旬の会社に行く」という極めてベーシックなことをやりきっている方が多く転職に成功されています。ご本人が優秀かというのも当然大切ですが、 弊社での支援実績を見ても「マーケットのトレンドを掴めるか」で年収は大きく変わるように思います。
今どの領域やどの企業が旬なのか?を確認するためには旬の情報を手に入れることが何よりの近道です。業界・企業リサーチなどからぜひお気軽にご相談ください。
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今回は好条件での異業種転職に成功された方が意識していることについてご紹介しました。
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