今回は、大手外資系コンサルティング企業でシニアマネージャーとして活躍され、その後、楽天株式会社へ転職しデータサイエンスコンサルティング部 シニアマネージャーを務める野村一仁様より同社の魅力についてアクシスコンサルティングの庄村・最上がお聞きしました。
コンサルティング企業から事業に取り組む機会と環境を求めて楽天にジョイン
庄村
まずは野村様のご経歴、そしてデータサイエンスコンサルティング部についてお伺いしてもよろしいでしょうか。
野村様
新卒からコンサルティング企業に約11年勤務していました。最初の頃はデータウェアハウスやBIなど、当時トレンドだったデータアーキテクチャーの開発部門に携わりました。その後、日本でもデータAIブームの黎明期に差し掛かり、それを受けて社内に立ち上がったデジタルアナリティクス部門にて責任者の方と共にData Science / AIを使ったコンサル事業を担当しておりました。
その後、AXIS社を通して転職のご縁があり、現在は楽天株式会社のグローバルデータ統括部内にあるデータサイエンスコンサルティング部に所属しています。
部署の説明ですが、まずグローバルデータ統括部は楽天グループの重要戦略の1つであるデータ領域において、データサイエンティスト・エンジニア・コンサルタントが一体となり、楽天グループ内の各事業・楽天市場出店者様・広告主様に対し、サポーターではなく実際に実行部隊として、データを活用したソリューション提供を行っております。メンバーとしてはグローバル含め500名以上の組織となります。
その中でも、データプラットフォーム部、データサイエンス&AI部、データサイエンスコンサルティング部と分かれており、私がシニアマネージャーを務めるデータサイエンスコンサルティング部は、社内外に向けて楽天グループが持つデータサービスを提供する部署です。
データサイエンスを活用した社内外へのビジネスコンサルにおけるPMやソリューションを行うことを目的としております。
庄村
ありがとうございます。野村様は大手外資系コンサルティング企業から楽天のデータサイエンスの部署へ転職を決意されました。御社に入社した決め手について具体的にお話を伺えますか。
野村様
コンサルティング業界から事業会社に転職し自らのデータサイエンスの経験を用いて自分で推進できる事業に取り組みたいという思いがあり転職相談の際に、「楽天でデータを中心とした取り組みが進んでいる」というお話をいただき現在の上司や当時のシニアマネージャー・ジェネラルマネージャーとディスカッションする機会に恵まれました。
自分のデータを扱う知識や経験を活かし事業に貢献することが可能な企業を希望していたのですが、それにはやはりデータに対して先進的な取り組み姿勢を持つ大企業且つ、十分な規模のデータプラットフォームに加えてデータ自身を取り扱う環境が整っていることが何よりも重要だと感じ、両方が揃っていた楽天への入社を決意しました。
最終的には環境に加え、楽天にはこれまで自分が培ったデータサイエンスに関する能力や経験を活かす「機会」そのものが非常に豊富であったことが決め手になりました。
部署をまたいだ連携もスムーズで、新しい事業構想やアイデアも歓迎される文化
最上
実際に入社してみて、野村様が入社前に思い描いていた仕事内容とのギャップを感じられることはありましたか。
野村様
楽天特有の文化なのかも知れませんが、入社前に考えていた大企業になるとだんだん部署がサイロ化して、他部署がやっていることに手を出してはいけないとか、直属以外には話にも行ってはいけないという縦割りの弊害は杞憂に終わりました。
そういった障壁もなく企業内のあらゆるデータに対してアクセスできる環境を整えていますし、そこからどんな事業に対してもデータ活用を促進する文化自体をつくってくれていたことに大きな恩恵を受けています。
新規事業や買収などがあると、その事業でのデータ利活用や事業促進という話がすぐ我々の部に来て、必要な人にコミュニケーションを取ることが出来ます。キーパーソンに対しても企業文化としてフランクに話ができるので、スピード感がありさらに経営陣の実行力の高さも相まって一般の事業会社と比較してより早く、チャレンジングな取り組みを進められている認識です。
庄村
事業会社では時にトップの判断に影響される場面も多くあるといった声もよくお聞きします。御社に入られる前の印象と実際に入社して感じたことはありますか。
野村様
私が入社してから楽天では、「アントレプレナーシップ」を会社全体が大事にする文化があり、新しい事業構想やアイデアに対して、経営陣はかなりフラットに良し悪しの判断をしてくれます。そして、彼らがいいと思うものは実際に取り掛かりましょうというオープンなマインドと事業を推進する文化が浸透しているのです。
楽天では、R-Pitch(注※ 楽天社で行われている社内向け新規事業インキュベーション・プログラム https://corp.rakuten.co.jp/careers/culture/)という社内起業企画を経営陣にプレゼンする場が設けられています。そこで認められると、事業化を本格的に進めることができるという仕組みがあるのです。
判断するのは社長を含めた経営陣ですからトップダウンはトップダウンだと言えるものの、下の言うことは聞き入れないという「頭ごなし」ではなく、起業家精神として意思決定を早めるためのトップダウンカルチャーであると感じています。
70以上のサービスで「業界を代表するデータプラットフォーマーであること」が最大の魅力
最上
あらためて、データサイエンスやAIに関わるコンサルタントが御社のような事業会社のデータサイエンス部署へ転身する最大の魅力とは、どのような部分でしょうか。
野村様
まず一般的な話になりますが、コンサルティング企業から事業会社に転職しようと考える方の多くは、コンサルタントとしていろんな企業を見るうちに「自分の能力を使って事業を推進してみたい、何か新しいことができるのでは」という動機を持つのではないかと思います。
特にデータサイエンスやデータAI系のコンサルタントにとっては、自社のデータを使い自社の事業として組み立てていくイニシアチブの中でなければ100%の能力を発揮するのは難しい状況と言えます。何故かと言えば、事業にするまでにはデータにフルアクセスできる権限が必要になり、その前段階で社のキーパーソンの承認を得てスタートしなければならないからです。
コンサルティング会社だと企画を提案しても、あとは自力でというクライアントもいますし、データへの権限もいくら業務委託とは言え厳しい制限がある場合がほとんどです。
特にデジタル系のコンサルタントにとってですが、そういった意味できちんと自社のイニシアチブを持って進められると、できることの幅が大きく変わってくることが魅力であると思います。
私の場合ですが、コンサルタント時代にデータを正確に取り扱う技術的な能力と、昨今では「データサイエンス」と呼ばれる知識や経験を活かしてお客様や企業に対してデジタライゼーションの導入やAIを使ったソリューションのサポートをして、「データマネジメント」という能力が現在までの仕事に活用されています。
最上
なるほど、御社が特にイニシアチブを発揮できるのはどのような点でしょうか。また、御社でデータサイエンティストとして働くメリットについても教えていただけますでしょうか。
野村様
最大のポイントはプラットフォームの大きさにあると思います。GAFAなどに代表される世界に名だたるデータ活用企業も、例えばGoogleであればマーケットシェアを牛耳るサーチエンジン自体を巨大なプラットフォームとして保持しているからこそ、オンライン広告の領域でデータ・AI技術を活用する第一人者のポジションを得られているのだと思います。
逆の例で、マーケットシェアが5%や10%しかない領域でデータを扱い示唆を出したとしても、残りの90%がほんの10%からとったデータと示唆に対して同じく正しい示唆だといえるかという話になると、統計学的にはそれは信用できない分析ということになることが多くなります。
マーケットを代表する調査とは言えなくなるうえ、それを活用した新しいソリューションに信用度やポテンシャルがあるということを説明できなくなってしまいます。
古典的な統計学の観点ではあくまでサンプリングの結果としてバイアスを勘案したうえで活用されていたかもしれませんが、現代のビッグデータを使ったディープラーニングの世界では、業界全体のデータをサンプリングすることなく解析することが新たな示唆を出す重要なポイントとなっており、業界の全体を隈なく把握できるデータ環境を持っていることが非常に重要なのです。
その点楽天はEコマースや、トラベル事業で業界を代表するポジションにあり、最近だとクレジットカートのトランザクションは日本で一番多い環境があります。そういった業界を代表できるデータプラットフォーマーであることが、データコンサルタントにとっては実際に能力を最大限に発揮できる企業環境であると思います。
庄村
御社のデータサイエンスコンサルティング部だからこそ得られる経験についてお伺いしてもよろしいでしょうか。
野村様
大きく3つあります。1つはほとんどすべての業種のデータを手にできる環境にあること。楽天では70以上のサービスがあり、金融・Eコマース・広告など、データが必要となるようなオンライン系ビジネスはほとんど存在するといっても過言ではありません。そういったデータにフルアクセスできて、自分が思うものを発明できる環境があるのがひとつ大きな経験になるはずです。
2つ目は技術的な領域ですね。世界中から先端を行く大学のPh.D.保持者をアサインしているなど、技術的に特化したデータサイエンティストを集められる環境があるので、世界中の先端技術に触れることができるのが魅力です。
3つ目は楽天の事業展開です。これからMNO事業が始動し、その先にも次々とも新しい事業展開が起きていきます。楽天の活発なデータ活用事業の発展は既存の事業とコラボレーションするなど新しい事業をつくるムーブメントが起きやすい環境だと思うので、そういった中でデータが事業に貢献できる機会を得られやすいのが我々の部署の特徴だと思います。
庄村
グローバルデータ統括部で働かれていて、面白さややりがいはどのような時に感じられるのでしょうか。
野村様
これには2つあります。まず事業観点からはダイナミズムです。海外の企業を買収したり最近ではMNO事業を始めたりというのは社会的にも認知されていると思いますが、急成長した企業だけあり、新しい技術・ビジネス動向にとても敏感な社風があります。
それは社長以下経営陣の先見の明によって進んでいますが、新しい事業を始める場合、会社全体がドラスティックに組織やお金を含めて動いていきます。
やるとなれば加速度的に全員が成功に向けて動き出すというダイナミズムが高い会社の流れに乗り、自分の能力でそういった事業への貢献できる面白さがあります。
もうひとつは、データ分析の中で誰も見つけたことがない新しいインサイトを見つけることです。データに関わる人間は多かれ少なかれ研究者気質というか、自分以外に誰も知らない何かを発見することに本質的な喜びを見出せると思います。
私自身はトップのデータサイエンティストではないので個人でそこに至るのは難しいですが、周りの優秀なデータサイエンティストたちが実際に新しいインサイトを見つけて、チームで「これは国際学会でも論文発表できる新しい発見だね」と共有できる状況があると、データ分析に携わる人間にとっては冥利に尽きます。
「最終成果物を出すまで自分でやりたい」方を求めている
庄村
データサイエンスコンサルティング部が求める人材についてお伺いできますでしょうか。
野村様
楽天には多くの優秀なデータサイエンティストとエンジニアがいますが、データサイエンスコンサルティング部ではそれに加えてデータサイエンスが導く付加価値を事業貢献へと転換できる業務遂行能力と、会社単位の事業課題を俯瞰して見られる戦略的思考をもつ人材を非常に重視しており、現在コンサルタント出身者を積極採用する背景としてあると思います。
我々の部にも大きく2つ人材の種類があり、事業担当者と相対して事業課題を見つけ解決策を考えるコンサルティングタイプの人間と、データサイエンティストとしてデータ分析の技術に特化していて、最先端の技術を理解し事業に適応させた経験のある人間が在籍しています。
コンサルタント出身者にはデジタルへの知見やソリューション・技術的内容を理解しながら事業課題を見つけて、どのように事業貢献に繋げられるかの道筋を判断できる能力が求められていると言えます。
最上
コンサルタント出身者で、実際にデータサイエンスコンサルティング部で活躍する人に共通する点はありますか。
野村様
「机上の空論で終わらせない人」というのは共通してあると思います。企業や事業者に対して「これをするといいですよ」という提案仕事自体が好きな方は、事業会社への転職向きではないように感じます。
活躍しているほとんどの方は、それだけの仕事では物足りず自分で価値創造をすることを志として入社する場合がとても多いです。 実際入社に至った社員は、ターゲットから自分で定義して最後のアウトプットまで出し切るタイプが多いので、本当にそういった最終成果物を出すまで自分でやりたいという人にとってはすごくいい環境だと思います。
最上
反対に転職に際して注意すべき点はどのような部分でしょうか。
野村様
当然ですが我々はデータの事業部なので、データ関連に対する知識や経験、バックグラウンドがまったくない場合はまず慣れるのに時間がかかりますし、そこからアウトプットを出すまでになるには相当のやる気と努力が必要です。
またアドバイザー気質の方は仮にマネージャーやシニアマネージャーというレベルの方であったとしても、アウトプットが出ないまま時間だけが過ぎてしまうことにもなりかねませんので、自分の手でソリューションを組みアウトプットを出す能力や経験がある人のほうが活躍しやすいというのは事実としてあると思います。
庄村
受け入れる側として、入社される方に何かアドバイスされていることはありますか。
野村様
入社される方には、最新のビジネス動向や技術情報に触れるようにすることをおすすめしています。
特にデータやデータサイエンスという領域自体が新しい部類です。経験があるに越したことはありませんが、入社時のバックグラウンドや技術の有無がその後一貫して通用することはなく、逆に常に最新の技術をキャッチアップすることで現状高い専門知識を持たない方でも十分活躍できる領域であると感じています。
逆に言うと、そういう日々の技術革新や最新のデータAI、先進企業が出す論文や新しい技術サービスを網羅して常にキャッチアップする努力をしないと、確実に遅れをとることになります。
実際我々のマネジメント陣も、先端情報を積極的にメンバーにシェアするという文化があり、最新動向に対する感度は非常に高いと言えます。例えばグループで共有しているコミュニケーションツール上でも、海外の動向や最新情報は常に各人から共有され、一般社員からマネジメント陣に共有することもあり相互に勉強をし続ける社風が根付いています。
また、社内で毎年何名か海外の先端技術カンファレンスに参加するという制度があります。
近年ではアメリカ、中国、ヨーロッパと、データサイエンス系企業向けの論文発表会や最新のビジネスモデルの検討会に積極的に人を派遣しているところも最新の動向を常にキャッチアップしようという企業の体制の表れだと思います。
最上
楽天へ入社される前によく心配されることとして、「英語力」が挙げられるのですが、英語力に関してはどのように考えていらっしゃいますか。
野村様
前提としてTOEICの点数がどうしても必要になります。その部分が満たせないと厳しいという状況はありますが、正直なところ会話レベルは英語の素養と本人の努力さえあれば入社後でも十分キャッチアップできると思います。
実際に私と同時期に入社した社員も何名かはほとんど英語が話せませんでしたが、毎日ネイティブ英語話者のグローバル人材と話し続ける環境があるので仕事の内容であれば数か月で業務に支障がないレベルまで習熟できています。
英語力よりも難しいのは、英語を喋ること自体や日本人以外の方と一緒に仕事をすることに抵抗感がある場合です。現時点のテストの点数や会話のレベルというより将来自分のキャリアパスに海外のチームと一緒に働く意識があるかどうかが一番重要ではないかと思います。
実際、楽天が英語公用語化の取り組みにより、海外のエンジニアやサイエンティストを積極的に採用していることは広く知られるようになりました。
特にグローバルデータ統括部は名前の通り本当にグローバルなので、日本のオフィスでも7割ぐらいが外国籍の社員で構成されています。ほぼ英語で意思疎通を図り、優秀な人材であれば国籍に関係なく共に働く環境があるので海外の最先端の技術者の人たちと一緒に働く機会を得られやすい特徴があります。
もうひとつは海外オフィスでしょうか。代表的なところだけでもアメリカとシンガポール、中国、インド、そしてフランスなどにデータサイエンスのオフィスがあります。現地でも同じようなデータ環境が整備され、特に最近はインドのオフィスの採用を積極的に進めています。インドのITやデータサイエンス系の学生は非常に優秀な方が多いので、さらに現地採用を強化するなど海外オフィスとの連携も活発です。その際に、英語力があるとないとでは、今後のキャリアパスや得られる経験が変わってくるかと思います。
マネジメント/スペシャリストどちらのキャリアパスもあり。肩書だけでなく評価が給与にも直接反映される
庄村
今後、社内でグローバルデータ統括部が担っていく役割、またその中で人材が歩むキャリアパスについてお話しいただけますでしょうか。
野村様
会社の重要戦略にここ数年は必ずひとつの柱としてデータ戦略が入っています。これまではデータを活用した事業改善や売上げ促進が多くの割合を占めていましたが、これから持っているデータそのものから価値を生み出す企業に変わるというビジョンが確固たるものである証拠とも言えます。
庄村
そのような背景の中、野村様がメンバーに考えられているキャリアパスについて教えていただけますでしょうか。
野村様
社内には様々なキャリアパスがあります。また、必ずしもキャリアップを志す全員がマネージャーやディレクターにならなくてもいいというのは大きな特徴です。
楽天では事業上のクラスと実際のその人に対する評価が別になっていますので、例えばスペシャリストとして技術や事業領域に精通、特化をすることで、タイトルはついていなくても非常に高い評価が給与に直接反映されているケースはたくさんあります。
特にデータサイエンスの領域はマネージャーになることが正攻法とは限りません。データサイエンスマネージャーとして大規模なデータサイエンス陣をマネージできるようになる道もあれば、特殊な専門領域にフォーカスしたい場合にはそのためのキャリアパスが用意されています。
マネジメントキャリアに進むとしても、100人や200人という規模のデータサイエンスチームを1社の中で構成できることはなかなかないため、大規模なデータサイエンス組織のマネジメント経験が詰めるという点は魅力あるキャリアだと思います。
庄村
ありがとうございます。最後に、御社のグローバルデータ統括部、またデータサイエンスコンサルティング部への転職を視野に入れている方にメッセージをお願いいたします。
野村様
データサイエンス領域の経験を持たれている方にとって、ここ数年のデータサイエンス・AIに対する注目度や過熱傾向は重要なポイントであると思います。台頭するデータやAIと呼ばれる新領域がこのまま伸長していき、技術革新が起こるのか、もしくは過去のIT/CRMブームのようにある程度の段階でハイプサイクルの幻滅期に入り、その後業界が縮小していくのか。将来の予想に関してはそれぞれアイデアがあると思いますが、データサイエンティスト或いはデータに関わるマネージャー・ディレクターとしてのキャリアを形成するにあたって、自分がやるべき領域に対して全力でぶつかることのできるデータ・事業環境にいることは非常に重要であるように感じます。
優秀な同僚に囲まれ、グローバルの先端事例に触れることができ、知見や技術を活用するための豊富なデータがある。さらには、新しい企画を事業適用できる可能性がある状況は、データサイエンティストが目指す人たちにとって最高の環境のひとつであると思います。
トレンドに勢いがあるうちに最先端の仕事ができる場所に身を置くということは、今後同領域でのキャリアアップを志向する人にとっては重要なポイントなので、自分にとって一番必要な要素は何なのか、どの場所に行けば自分が必要とする経験が手に入るのかという視点で自分のキャリアを見つめることが大切なのではないでしょうか。