イーソリューションズは、「事業プロデュース」という活動を通じて社会に新しい価値をもたらすことを目的に、リーディング企業の新規事業プロデュースや事業戦略立案、そして、国家的課題を解決する社会システムのデザインを行うプロフェッショナルファームです。 今回は、同社のライフサイエンス事業部 三品聡範 様(事業部長)、窪田峻 様(シニアアソシエイト)より、同社の魅力をアクシスコンサルティングの長谷部がお聞きしました。この記事は2018年12月時点のものです。
入社動機はイーソリューションズの事業プロデュース力
長谷部
早速ではございますが、お二人にこれまでのご経歴を伺いたいと思います。三品様からお願いいたします。
三品様
私は大阪大学大学院で薬学部を修了し製薬会社に入社、研究開発職に約5年間携わりました。次に大手総合コンサルティングファームに転職し、約2年間ヘルスケアライフサイエンス業界のビジネスコンサルティングを経験、その後イーソリューションズに入社しています。弊社に入社して現在で約4年になります。
長谷部
製薬会社から大手コンサルティングファーム、そして御社というご経歴ですが、どういったことが決め手になって御社にジョインされたのでしょうか。
三品様
元々新しい事業をつくりたいという気持ちが強かったのですが、1社目の製薬会社にいる時には細分化されたタスクの中で、自分が新しいものをつくっている感覚がなかった。そこで、自分がどういった面から新しいものをつくりたいのかと考えた時に、ビジネスディベロップメントだと思いまして、それでコンサルティングファームへの入社を決めました。
ただ、当時のコンサルティングファームはちょうどシステム導入に伴う業務改革の案件が全盛期で、なかなか自分が当初目標としていたようなプロジェクトに携われなかった経緯から、新規事業のプロデュースに力を入れているイーソリューションズへの入社に至りました。
また、もう一つこの会社に入社した決め手として、細胞治療薬の開発をしている子会社のNCメディカルリサーチの存在が大きいです。
大学院の時から再生医療や細胞治療といったところに興味があったのですが、それを事業として手掛けていけるところにも期待して入社を決意しました。
三品聡範 様(事業部長)
長谷部
ありがとうございます。次に窪田様、これまでのご経歴をお聞かせください。
窪田様
慶應義塾大学の法学部を卒業しまして、その後、ヘルスケアのベンチャーに入社しました。入社時が30人ぐらいで、出るタイミングでは150名ぐらいになっていたのですが、事業拡大のフェーズを肌で感じることができ、自分でも事業を立ち上げたいと思って、その後は個人事業という形態で友人と一緒に国際関連のイベント運営を行う事業を始めました。
その後1年弱ぐらい続けましたが、その頃には自分たちでできるビジネス規模の限界を感じ取、世の中に大きな影響を与える事業に携わりたいと思ったことから、国や上場企業の戦略提案ができるコンサルティングファームを志望し、イーソリューションズに入社を決めました。現在で入社して2年ほどになります。
長谷部
どういった思いから大学卒業後にヘルスケアの領域にジョインしたのかお聞かせいただけますでしょうか。
窪田様
社会人になる際に、将来的には世界で戦えるようなビジネスに携わりたいなと思い、「日本が世界で勝てる見込みの高い領域ってどこなのだろう」と考えました。世界で最も高齢化が進んでいる日本で、それを解決するビジネスモデルが作れれば、世界でも通用するビジネスになりうるのではないかと考え、ヘルスケアの領域に飛び込みました。
窪田峻 様(シニアアソシエイト)
長谷部
ありがとうございます。三品様と窪田様は上司と部下という関係性ですが、 働かれていてお互いをどう評価されていますか。
三品様
とても優秀ですね。地頭が良いですし、物事をいろんな角度から良い意味で批判的に見られる視点を持っていると思います。私たちが行う事業プロデュースは、コンサルティングスキルも必要とするので、いろんな見識から分析することが必要です。そういった意味で、我々のビジネスに必要不可欠な考え方を持っていると思います。
長谷部
窪田様にとって三品様はどのような存在ですか。
窪田様
とても尊敬できる上司です。コンサルティング業務を行う上で、事業仮説を考えて、それを検証するようにプロジェクトを進めていきます。当然ながら、最初に立てた仮説が間違っていたり、業務を進める中で違うこともあります。ただ、なかなか部下には「ごめん」と言えないことってありますよね。しかし、そういったところがなく、フラットに接してくださるので業務が進めやく、合理的に話せばきちんと聞いてくれますし、とても働きやすいと思います。
長谷部
チームの風通しや雰囲気については、非常にフラットな印象を受けますがいかがですか。
三品様
そうですね、チーム内の人間関係はとてもフラットです。
ライフサイエンス事業部のミッションは
医療・健康分野における課題解決への貢献
長谷部
では続きまして、ライフサイエンス事業部の概要や、ミッションについてお伺いできればと思います。三品様教えていただけますでしょうか。
三品様
ライフサイエンス事業部のビジネスには大きく二つの軸があります。一つ目の軸はライフサイエンス領域での事業プロデュースです。案件は幅広いのですが、先ほど窪田が申した通り大企業を中心にした新規事業プロデュースを通じて、ライフサイエンス分野の課題解決に貢献していくことを目標にしています。
特に最近注力しているのはがんの領域です。例えば最近話題になっているキーワードとして「がんゲノム医療」というものがあります。これは遺伝子診断に基づいて行うがんの治療です。国が積極的に推進しようとしていますが、まだ社会的に足りないリソースや機能があり、それを埋めるためるような事業のプロデュースを企業に対して提案し、プロジェクトを一緒に推進します。
二つ目の軸は再生医療ベンチャーである子会社NCメディカルリサーチの運営です。具体的には事業計画を描き、資金調達をして、外注先のマネジメントをしていきます。
長谷部
窪田様もNCメディカルの事業運営にタッチされているのでしょうか。
窪田様
はい。携わっています。
長谷部
具体的にはどういった役割を担っているのでしょうか。
窪田様
主に担っているのは特許知財の管理や、経理などお金回りの管理。あとは事業部の全員が事業内容を理解していることが求められるので、事業計画の策定にも携わっています。
長谷部
若手、ベテラン関わらず、特許や知財、事業計画まで、広く深く携われる環境があるのですね。
三品様
そうですね。NCメディカルリサーチの事業運営はチーム全員で分担しています。
代表の幅広いネットワークを使った情報収集力が一つの強み
長谷部
先ほどの話の中で「がんゲノム医療」というワードが出ました。国がこの医療を推進しているという話ですが、その理由について教えていただけますでしょうか。
三品様
医療費の削減と、患者の方のクオリティ・オブ・ライフの向上という二つの目的があると思います。現状、抗がん剤は投与されているうちの約6、7割が薬の効果が出ずに無駄になっているようです。そういった中で遺伝子診断に基づき、「この患者さんに対してはこの治療が効く」といったところが判れば、ピンポイントで最適な薬が投与できますよね。
長谷部
そういった現状の課題に対して、ライフサイエンス事業部としては、いわゆる事業プロデューサーとしての立ち位置として様々なステークホルダーを巻き込む中で解決していくことを課せられているのでしょうか。
アクシスコンサルティング 長谷部
三品様
そうですね。この件に関しては、アメリカに先進事例があり、そこでがんゲノム医療、別の言葉で言うとプレシジョンメディシンをどう進めているのかについての分析から始めました。
市場の全体像、特にお金とモノ、サービスと情報の流れがどうなっているのかといったところを把握した後、日本の現状を分析し、最終的に日本における課題感を掴んでゆきました。また、勝手に私たちだけで進めるのではなくて、エキスパートの方々にインタビューをしながら、課題を整理していったという流れです。
長谷部
エキスパートの方というのは例えば大学病院や公的機関のことでしょうか?
三品様
そうですね。弊社の強みとして、代表が大企業のトップや国の要職に就いている方たちとのネットワークが広いので、そういった人脈を使ってインタビューを行い、より洗練された情報を入手して分析を進めました。
異業種の方々を巻き込んで課題解決を行う案件がメイン
長谷部
少々大きい話になってしまいますが、ヘルスケア業界は今激変していると言っても過言ではないと思います。今の業界が抱えている課題とトレンド、そこに対する御社のアプローチについて詳しくお聞かせいただけますでしょうか。
三品様
高齢化社会という中で、医療であったり、健康というマーケットに対して何か魅力を感じている企業は多いと思います。ただ、一方でこれまで医療に携わってこなかった方々はどうやってそこへ参入したらいいかわからないといった状況です。そこに我々のチャンスが一つあるのかなと思っていまして、我々は医療に対する知見を持っていますし、何より医療に関わるようなプレイヤーを巻き込んで1個の事業をつくっていくことができます。
ただ絵を書いたり提案をして終わるだけではなくて、「こういった方々と一緒にやっていけば事業が進んでいきますよ」と言ったようなことを提案できるのが強みだと思っています。
長谷部
お話できる範囲で構いませんので、ヘルスケア業界における今までの案件事例も是非教えていただけますでしょうか。
三品様
例えば、ある化学メーカーが医療業界に参入したいということで色々な分析を行った結果、再生医療分野のある領域にチャンスがあるという提案を行ったり、ある大手メーカーには「がんゲノム医療」領域に参入する方法を提案するなどの事例があります。一方で、他のコンサルファームのヘルスケア領域では、ヘルスケア領域でも製薬会社を相手にコンサルすることが多いと思います。それはおそらく製薬会社は比較的資金が豊富にあり、コンサルのビジネスチャンスに溢れているからだと思っています。
窪田様
私たちは、社会のあるべき姿を構想してから提案を行うのですが、そう考えた時に、製薬会社に対しては「こうあるべき」というパターンが限られていると感じています。それよりも、もっと違う視点でこれまで他業種で培ってきた知見だったり、ノウハウを生かして、「こうやったらもっと社会が良くなりますよね」といった形で異業種の方々がヘルスケアの業界に参入するような提案の方が社会的な意義が大きいと思っています。
長谷部
既存事業の延長線ではなく、異業種の企業を動かしていくことによって、より新しいものが生み出されていくことに重きを置いている。そういったイメージでよろしいでしょうか。
三品様
そうですね。
長谷部
窪田様は直近どういった案件に従事されているのでしょうか。
窪田様
今、携わっている案件が2つあります。1つは住宅メーカーと組んで家で病気や急病の方を早期発見するサービスを提供しようとしています。私は、このサービスを対外的にリリースする上で、そもそもどれくらい社会的な意義があるのかを客観的な数字で伝えるために、例えば「脳梗塞を家で早期発見できたらどれくらい社会コスト削減効果があります」といった具合に、現状これぐらいお金がかかっているものがこれぐらい減ります、といったシミュレーションをしています。
もう1つは、ウイルスなど特定の物質に特異的に結合するバイオセンサー技術を持っている電機メーカーがあるのですが、その技術を活用して感染症検査の新規事業をつくるプロジェクトに携わっています。
長谷部
御社の案件に従事する面白さについてもお聞かせいただけますか。
窪田様
特に若手の視点でいうと、執行役員や部長クラスレベルの方々がカウンターパートになって日々案件を進めてゆくので、経営者の視点が身につきます。また、会社が事業に取り組む際の決め手となる売上規模、事業意義を、トップの視点から学べるところも面白いですね。
あとは大企業における決裁プロセスに関わることで、どうすれば企業が動くのかをこの年齢で知ることができるのも、この仕事の面白さだと思っています。
社会の「あるべき姿」ベースの提案と、
実現可能性の高さに他ファームとの違いがある
長谷部
例えば他社のコンサルティングファームもヘルスケア領域のチームがあったり、案件を手がけたりしていますが、他ファームと比較した際の強みについてお聞かせいただけますでしょうか。
三品様
まずアプローチの仕方が違うなと思います。他のコンサルティングファームは対一社のクライアントに対して、そのクライアントを色々な角度から分析し、例えば戦略ファームの場合は問題点や強みを洗い出して、そこから戦略を立ててゆく。その企業にとってのベストな選択肢を提供して終わりだと思うのですが、我々の場合は、まずどういった社会があるべきなのかといった定義から始まります。
それを基軸に、足りない機能や、こういった事業があった方が良いという構想を練ります。そして、「この企業ならこういった事業ができるのではないか」という考え方をするんですね。対クライアントにとってもビジネスチャンスに溢れていて、社会にも貢献できるという二つの点に興味を持っていただき、一緒にプロジェクトを走らせます。ですので、大きな違いとしては社会課題を見据えているか、そうでないかといった部分があると思います。
また、「地に足のついた」と言いますか、実行可能かどうかといったところも他のコンサルティングファームとは違うと思っています。
大手総合ファームにいる際によく言われていたのは、戦略コンサルはすごく綺麗なプランをつくって提出するものの、結局クライアントは動かなかったりすることも多いということです。一方で、我々はクライアントに計画を提案する際、パートナー候補となる企業の紹介もします。ですので、クライアントが実際に動こうとした時に、すぐにそういったパートナーと組んで事業をつくっていける体制になっています。このように、すぐに実現可能と言いますか、もうプロジェクトとして動いているものを納品できるところに強みがあり、また他ファームとの大きな違いではないかと思っています。
長谷部
なるほど。言い方は悪いですが、コンサルティングファームだと一社を変えるにすぎないとも言えますね。一方で、御社の場合は業界であったり、社会全体を変えていく、よりダイナミックなことにもチャレンジングできる。そういったところが特徴であり、魅力といったことでしょうか。
三品様
そうですね。おっしゃる通りです。
オーナーシップを持った人材が活躍できる
長谷部
次に、そういった社会的意義の大きな案件にどのようなバックグラウンドの人材が取り組んでいるのか、また今後どのような人材とともに働きたいのかについてお聞かせいただきたいと思います。まず、現在ライフサイエンス事業部にはどのようなバックグラウンドの方がご入社されているのでしょうか。
三品様
アカデミックのバックグラウンドは様々ですが、薬学部出身や、大学で生物を専攻していた方もいます。文系出身は窪田さんだけかもしれません。
窪田様
私だけですね。
長谷部
ヘルスケア領域のコンサルティングですと、アカデミックの知見がないと厳しいのでは?と考えてしまうのですが、そこに関してはいかかでしょうか。
窪田様
もちろんバックグラウンドがあった方がキャッチアップは早いです。プロジェクトが始まった当初のキャッチアップというのはもちろん必要で、関連する書籍やインターネット等で情報を収集し、現状を俯瞰するためのキャッチアップを素早く行うようにしています。ただ、その後のビジネスをつくる、戦略をつくる、考えるといったところは普遍的なスキルですので、そこに関してはバックグラウンドは関係ないと思っています。
長谷部
そういった前のめりにどんどん吸収していくような姿勢が重要になってくるということですね。
三品様
そうですね。専門性といった部分は、クライアントの専門家にはかなわないんですよ。という意味で、私たちは彼らと共通言語を持って議論できるまでの専門性を持てば良いだけだと思っています。
それ以上にビジネスフレームワークであるとか、俯瞰的なものの視点であるとか、そういった別の要素が求められることを考えると、そこまでアカデミックバックグラウンドといったものは、活躍する上では重要なポイントではないというような気もします。
長谷部
では、あらためて実際にどのようなスキル、パーソナリティの方にご入社いただきたいとお考えでしょうか。
三品様
まずパーソナリティからいうと、色々な問題に対して前向きに考えられる、立ち向かえる方に来ていただきたいと思っています。
やはり、社会課題をベースにした大きなアジェンダを取り扱う難しさは感じます。1つの課題ではなく、色々なプレイヤーが持っている課題を複合的に考えなければいけないのですごく頭を使いますが、そこに楽しみと言うか、前向きな姿勢で取り組む心構えがないと立ち向かえないと思います。
スキル面は、いわゆる論理的思考、構造化思考に長けている方がマッチすると思います。先ほどのお話と少し重なりますが、複雑な課題を片一方から眺めているだけではなく、色々な角度から新しい切り口を見つけて整理してゆくことが、新しい事業を考える上でのファーストステップになるので、そういった論理的思考を持った方に入社していただきたいと思っています。
長谷部
窪田様はどのような方と一緒に働きたいでしょうか。
窪田様
最低限の論理的な思考も必要ですが、それと同時にオーナーシップのある方にぜひ来ていただきたいです。
安心して仕事の一部を任せられる責任感の強さや信頼が働く上で重要だと思っていまして、依頼したけど結局「そこはちょっとわからなかったです」で終わられても困ります。自分に任されたことに対して最後まで責任を持てるマインドが一番重要だと思います。
長谷部
それは大事ですよね。オーナーシップを持っていれば、社会的課題といった大きなアジェンダも自分事として考えられます。
三品様
本当にそうですね。マネージャーが全てを抱え込んでしまうと扱える案件の規模が限られてしまいますし、何よりとてもしんどいんですよね。やはり自立的に動いてもらえるメンバーがたくさんいると、その分プロジェクトの広がりも出てくるので、オーナーシップを持った人材はとても必要だと思います。
長谷部
オーナシップという話が出ましたが、窪田様から見て、「こんなことまで任せてもらえる」といったエピソードがあれば是非教えていただきたいのですが。
窪田様
身近なところでいうと、クライアントへの報告資料の作成における上流の部分に当たる提案書の骨子作成から、メンバーへの作成依頼まで、資料作成の一連のプロセスを全て任せていただくこともあります。
長谷部
確かにそれは他ファームだと聞かない話だと思います。
三品様
そこは窪田だからこそ依頼できている部分があります。アソシエイト、シニアアソシエイト、マネージャーとタイトルがある中で、取り扱う業務に対する私なりの基準があるのですが、そういった基準を飛び越えたタスクをなるべくメンバーには振るようにはしています。
もちろんできなかったらもう1回タスクのレベルを落として調整したりはしますが、なるべく今いるメンバーには少し上のレベルのタスクを降ることで力をつけて欲しいという気持ちがあります。
「アドバイザリー業務と実事業業務、どちらも経験できるところがポイント」
長谷部
御社でキャリアを歩むことのメリットや、働く上でのやりがい。また、ライフサイエンス事業部だからこそできることについて教えていただけますでしょうか。
三品様
イーソリューションズという観点でいうと、経営者での目線でビジネスマインドが培える場所だと考えています。中々一言では表しにくいのですが、事業が会社経営にどういう影響を与えるのかといった意識を強く持てるようになったり、ステークホルダー全体を意識しながら一個一個のタスクに取り組む意識だとか、やはり同年代の方たちと比べて高い視座を持てるのではないかと私は感じています。
また、これらのスキルやマインドが得られるのは社長と距離が近いからという理由が一番大きいと思います。社員一人一人と対等な目線で話し合ってくれるので、本当に肌感覚で、経営者目線というのが身に付いていく場所だと思っています。
ライフサイエンス事業部という観点ですと、アドバイザリー業務をしながら自分たちの子会社も運営できるので、アドバイザリー業務と実事業業務、どちらも経験できるところがポイントだと思っています。
長谷部
「コンサルティングファームと事業会社の良いとこ取り」のようなイメージでしょうか。
三品様
おっしゃる通りです。
長谷部
窪田様から見て御社の魅力はどのような点でしょうか。
窪田様
イーソリューションズという点で言うと、若い年次から企業のトップや、省庁で今後の国の作戦をつくる方々と仕事をするチャンスがあり、その視座に触れられる機会が一つ大きな魅力だと捉えています。
ライフサイエンス事業部で言うと、他の事業部はクライアントが事業企業であることが多いのに対して、ライフサイエンス事業部の場合は省庁などで国の意思決定に関わるような方などとコミュニケーションを取る機会があり、そういった方々と企業を動かして、事業をつくっていくことは、他ファームや、他の事業会社では経験できないようなことだと思っています。
長谷部
一般的な事業会社にいては接点もないような方達とディスカッションができるというところが魅力ということでしょうか。
窪田様
且つ、それが今後の国の戦略に関わるインパクトのある事業戦略というのは、なかなか得難い経験なのではないかと思います。
長谷部
ありがとうございます。最後にこのインタビューを読んでいる方へメッセージをいただけますでしょうか。
窪田様
イーソリューションズでは社会的重要テーマを扱っており、社会的意義や規模の大きいものが多々あるので、今の職場に物足りなさを感じている方のニーズは十分に満たせると思います。また、明確な意志があればチャレンジングなタスクも任せてくれる環境だと思います。
三品様
イーソリューションズでも特にライフサイエンス事業部は、アドバイザリーをしながら同時に自分たちでも実業を行うので、成長環境に身を置きたいと思っている方にはとても良い環境なのではと思います。そういう思いを持っている方は是非来ていただきたいと思います。