KPMGコンサルティング SX(Sustainability Transformation)チーム インタビュー
「サステナビリティ経営」を実現するための「戦略策定」から「トランスフォーメーション」までOne Stopで支援

KPMGコンサルティング

サステナビリティ経営の実現を目指し、パーパス定義、経営方針立案・事業戦略策定・オペレーション変革・イノベーション創出といった様々なSX・ESG関連テーマの検討・実行を行うKPMGコンサルティング株式会社 SX(Sustainability Transformation)チームへのインタビュー。
同チームを率いる、麻生多恵様(パートナー)、土谷豪様(アソシエイトパートナー)、鈴木雄介様(マネジャー)より、 SXチームにジョインするまでのご経歴や、チーム立ち上げの経緯、チームの特徴、そして求める人物像などについてお聞きしました。

目次
  1. KPMGコンサルティングSXチーム 麻生様、土谷様、鈴木様のご経歴
  2. 「真にサステナブルな社会」を実現するため、戦略策定からトランスフォーメーションまで支援
  3. SX戦略、レジリエンス経営、サプライチェーンのESGなど、案件内容は多岐にわたる
  4. コラボレーション文化が醸成されており、グループ内連携による「サービスの幅の広さ」に定評
  5. 「答えがない領域だからこそ、何ができるのか自分の言葉で語れることが重要」
  6. KPMGコンサルティング株式会社 求人情報

KPMGコンサルティングSXチーム 麻生様、土谷様、鈴木様のご経歴

井内
まずは、皆様のこれまでのご経歴をお伺いしてもよろしいでしょうか。

麻生様
新卒でIT系コンサルティングファームに入社し、主に金融業界に対して基幹システムリプレイスのプロジェクトを担当してきました。その後、2005年にKPMGコンサルティングへ転職してからは、金融機関を中心にリスクマネジメント業務に従事。直近数年は、顧客起点の経営戦略立案や新規ビジネスの創出などを手がけてきました。
一貫していることは、社会の変革ドライバーや企業経営の変わり目に関わってきたことです。そうした中で、コンサルティングファームが存在する意義とは何か、企業経営が本質的に求めているのは何かを突き詰めて考えていくうちに最終的に“サステナビリティ経営”だという考えに至りました。そこでパートナーとしては一早く金融機関の気候変動や脱炭素の取り組みを始めました。その後、金融機関だけに留まらず、様々な企業のご相談に対応するようになり、KPMGとして本腰を入れて動かなければいけないという思いで、SXチームの立ち上げに至りました。
現在、SXチームの副ユニット長を務めながら、気候変動・脱炭素サービスのリードパートナーを務めています。

KPMGコンサルティング株式会社

土谷様
私はもともと国際ブランドクレジットカード会社でリスク管理や危機管理などを手がけてきましたが、さまざまな業界でその専門性を発揮していきたいと考えて、リスクコンサルティングに力を入れているKPMGコンサルティングに転職しました。

数年前にESGやSDGsが世間で注目されるようになってきましたが、その当時KPMGジャパン内では、“KPMGあずさサステナビリティ”がその領域を担当していました。しかしKPMGコンサルティングとしてはESGのG(ガバナンス)は専門で対応していたものの、E(環境)やS(社会)の領域がカバーできていなかったため、横断的にサービス開発ができるバーチャルな組織を立ち上げてKPMGジャパンと連携しながらサービス開発の検討を開始しました。
さらに兼務する形で、昨年KPMGジャパン内に立ち上がった“KPMGサステナブルバリューサービス・ジャパン”に参画しました。そして今回SXチームの立ち上げに際し、主要メンバーの一員として組織・事業の設計から携わり、現在はESGリスクマネジメントやサステナブル・サプライチェーンを専門として活動しています。

KPMGコンサルティング株式会社

鈴木様
前職は外資系の金融機関でファイナンス部門を担当していましたが、自身のコアスキルが固まりつつあったため、1つの企業だけではなくいろいろな業界や企業の人たちと協業しながら幅広く仕事をしたいと考えて、それが実現できるKPMGコンサルティングに転職しました。

前職での経験を活かし、入社後は金融機関のM&Aや日本法人の設立、グローバルプロジェクトに携わってきましたが、SXの機運が徐々に高まっていくにつれて、これから私自身も注力すべきところはSXだと思うようになっていきました。数年前から気候変動の研究会に参加して少しずつ勉強してきましたが、今回SXチームの立ち上げに際し同チームに参画しました。

KPMGコンサルティング株式会社

「真にサステナブルな社会」を実現するため、戦略策定からトランスフォーメーションまで支援

井内
今年(2022年)7月にSXチームを立ち上げたその背景や想いについて、具体的に教えていただけますか。

麻生様
KPMGコンサルティングがSXの専任チームを立ち上げた理由は、1日でも早く企業のサステナビリティ経営の実現を支援するためです。
現在、経営イシューが複雑化、多様化しており、企業は長期的な視点で経営の舵取りをしていかなければなりません。さらに気候変動や脱炭素、エネルギー政策など、過去の経験値では考えづらい新しい領域の中で、企業は今まで経験したことがない経営判断に迫られています。
将来、どう変化するかが不透明な時代ゆえに、レジリエンスを高め、複数の経営シナリオを持つことが必要になると思います。そのためには、しっかり守って、しっかり攻めることが大切で、これまで攻め(マネジメントコンサルティング)と守り(リスクコンサルティング)のコンサルティングを融合させて発展してきたKPMGコンサルティングだからこそ、そういった複雑な課題を持つ企業に寄り添って支援していけると自負しております。

土谷様
我々の組織は、「真にサステナブルな社会をつくる」ことをパーパスに掲げています。一般的に従来のサステナビリティの案件と言えば、ステークホルダーに対して情報開示の支援がメインでした。しかし我々としては、クライアント企業が変革していくために攻めと守りを両方とらえながら並走してビジネスの実装まで手がけていきます。

具体的には、気候変動や脱炭素の取り組みや、リーガルコンプライアンス、コーポレートガバナンスなど、既存サービスにESG要素を加えて高度化しつつ、一方で新しいサステナビリティトランスフォーメーションのサービスを作っていく。その両方を補っていくことが我々の想定しているところです。今後カーボン・マネジメントやサステナビリティサプライチェーンといった需要は増えていくと思いますので、世の中の動きに合わせて随時新しいサービス作りを検討していきます。

井内
昨年設立されたKPMGサステナブルバリューサービス・ジャパンと今回発足されたSXチームとの関係性を教えていただけますか。

土谷様
KPMGサステナブルバリューサービス・ジャパンは、KPMGジャパン内を横軸で幅広いアジェンダに対応することを目的に活動する組織ですが、我々SXチームでは、サステナビリティ領域でもトランスフォーメーションや戦略策定、ESGリスクマネジメントに注力したサービスを担います。

またSXチームでは、クライアント企業にただサービスを提供するだけでなく、組織全体の知見の底上げもミッションとして担っています。 そもそもサステナビリティやESGの領域はKPMGコンサルティング全体の部門を横断したテーマになります。例えばオープンイノベーションやスマートシティにもESGの観点は必要ですし、それ以外にも人的な資本管理や中期経営計画を作成する際にもESGの要素が入ります。KPMGジャパン全体がESGの知見を活用しながらサービスの付加価値を向上させていけるような支援、取り組みの体制強化にも寄与していきます。

SX戦略、レジリエンス経営、サプライチェーンのESGなど、案件内容は多岐にわたる

井内
続いて、SXチームでの具体的な案件内容についてそれぞれお聞きしてもよろしいでしょうか。

麻生様
私自身はSX全体のビジネス設計を担当しています。例えば政治経済や政策の動き、国際機関の動きなどを読み取りながら、業界特性や各企業のビジネス戦略を踏まえて企業が向かうべき戦略や方針を抽出しています。加えて、戦略をオペレーションに落とし込んでいくためのフレームワークや、デジタルを使ったソリューションを含めてKPMGが持っているプロフェッショナルの知見や、グローバルネットワークを有機的に紐づけながらビジネス設計をしています。

KPMGコンサルティング株式会社

井内
土谷様はいかがですか。

土谷様
大きく2つです。1つは、レジリエンス領域です。例えば企業が不祥事を起こしてしまった際の危機対応や、地震や気候変動に伴う異常気象への対応など。具体的にはBCP(事業継続計画)の策定や、企業の危機対応のPMOなどです。昨年、出版させていただいた『BCP4.0 次代のレジリエンス経営』の中にもあるように、SXチームが抱える案件では、気候変動や人権問題など新しい経営イシューにより事業が止まってしまったり、企業としての存続が脅かされる事象も発生するため、そういった際も我々がサポートできるようにサービスの高度化を目指しています。

2つ目は、サプライチェーンのESG対応支援です。特に最近は、“サステナブル調達”と呼ばれている領域を担当しており、具体的には国際規格“ISO20400”をベースに、メーカーなどのサプライヤーに対して「人権侵害はしていませんか?」「CO2はどれくらい排出していますか?」といった調査を行い、サプライヤーの評価や教育も支援をしています。

井内
鈴木様はいかがですか。

鈴木様
私は今、金融機関のカーボンニュートラル達成に向けたプロジェクトに現場責任者として携わっております。 例えばGHG排出量の算定方法という観点を見ても世界ではまだ統一された詳細な基準はなく、同社が展開している各国の事情に合わせて企業グループとしてどう対応していくのかといった課題の解決を支援しています。

もともと金融機関が社会で果たす役割は大きいですが、SXの領域に関しても変わらず社会に対して大きな役割を担っています。例えば、銀行の投融資先に対しても、脱炭素やカーボンニュートラルを進めていこうという動きが今年に入って特に強まっており、その支援にも関わっています。

コラボレーション文化が醸成されており、グループ内連携による「サービスの幅の広さ」に定評

井内
他社と比べた際の、KPMG SXチームの強みを教えていただけますか。

麻生様
コラボレーション文化が醸成されていることですね。実際SXチームでは、リスク、戦略、オペレーション、デジタルに加えて専門性の高い監査、税務、地政学、法規制、国際機関の動向など知見のあるメンバーが一丸となりチーム全体で機能していきます。また今後、私たちが想像していない新たなエネルギーが出てくる可能性もありますし、法規制・ガイドラインは常に動くため、インテリジェント機能も組織として有した上で、営業とデリバリーは一体として行っていきます。

そもそもKPMGジャパンでは、KPMGコンサルティングのみで活動するということではなく、財務に強いあずさ監査法人、M&Aに強いFAS、サステナビリティの保証業務に強いあずさサステナビリティ(リスクコンサル)などの各エンティティが全体で連携することを前提としてビジネス設計されているため、幅広い経営イシューが出るSXのテーマに関しても組織やチームを超えて連携して取り組むことができるのです。それに対してはクライアント企業からも評価が高く、「KPMGが一番対応の幅が広い」「ディスカッションのテーマ性が広い」というお声をいただくことが多いですね。

井内
実際にプロジェクトの中でコラボレーションが当たり前のようにできているということですね。

麻生様
そうですね。今、鈴木が担当しているプロジェクトもKPMGコンサルティング、あずさ監査法人、KPMGあずさサステナビリティ、FAS、セクターグローバルの各エンティティが関わっています。クライアントの経営イシューに対してどのような施策を打っていくかをグループ内で共有するため、すぐにコラボレーション体制をつくることが可能です。

特に、長期的価値創造に向けたサステナビリティ経営を目指すためには、単一の専門性だけでなく、多面的に取り組まなければならないのです。当然、クライアント企業も経営企画部門だけでできる話ではありません。これまでKPMGがリスクを母体として全社横断的にガバナンスを構築してきた経験や、専門性を持って経営戦略とは何か、成長戦略とは何か、データを活用した意思決定は何かと、そこに向き合ってきたKPMGだからこそ携われるテーマだと自信を持って言えます。

言い換えると、KPMGにジョインしてくださる方に対しては「自身の専門性を持ってコラボレーションしてください」ということです。SXに携わる方は、何でも一人でやろうとせず、足りないところは周りから知見を借りること。日本には約1万人、グローバルには20万人以上のプロフェッショナルがいますので、自分のミッションを理解して「どう融合していくか」というマインドで常に事業を行っていただきたいと思っています。

土谷様
まさに宮原社長(KPMGコンサルティング代表取締役兼CEO)がバリューとして掲げている“Ownership”、“Respect”、“Collaboration”を体現できていると思います。実際に私が携わる案件では、あずさサステナビリティのメンバーに入ってもらい、提案からデリバリーまで一緒に行っていきます。お互いに組織は違いますが、“ONE TEAM”としてサービスを提供できていると実感しています。

またKPMGコンサルティングは、現在1,200名ほどのメンバーが在籍しており、他のBIG4と比べて人数は比較的少ない方ですが、小規模だからこそクライアントの課題に対してチームで対応していこうという意識が強く、同時にむやみに規模を追い求めていくことは想定していません。クライアントファーストで品質を重視し、1人でも多くのKCファンを作っていくことを目指しています。
私たちはKPMGジャパン全体でクライアントに“ファン”になって継続していただくことを最優先しています。ですから、新規で営業するよりもKPMGジャパン内からの紹介が多く、そういったところでもコラボレーションのカルチャーがあると感じられますね。

KPMGコンサルティング株式会社

「答えがない領域だからこそ、何ができるのか自分の言葉で語れることが重要」

井内
続いて、SXチームのメンバー構成について教えていただけますか。

土谷様
現時点でSXチームのメンバーは50名強で、そのうちスタッフ層が40名ほどになります。コンサルタントの方は、他の組織にもアサインできるようプール型になっており、SXプロジェクトを行う際は専門メンバーとしてカウントされるようになっています。

麻生様
メンバーのバックグラウンドとしては、もともとGRCS(ガバナンスリスク&コンプライアンスサービス)でSXテーマに携わっていたメンバー、金融のメンバー、MC(マネジメントコンサルティング部門)のメンバーなど。立ち上げの時点では50名程度ですが、今後1年間で30名程度増やし、80名ほどの組織規模にしたいと考えています。将来的には数百名規模の人員が必要と考えていますが、前述の通り、KPMGはいたずらに規模の大きさを追うのではなく、クライアントの皆さまが本当に必要とするコンサルティングファームとして意義を見極めながら健全に成長していきたいと考えています。

井内
今後メンバーを増やしていくとのことですが、SXチームではどういった方を求めていますか。

土谷様
SX案件では、特にクライアントの経営層やCxO層と中長期的な目線で対話していくことが多いので、外部環境に敏感な方や、アンテナを高く張って新しい情報をキャッチアップできる方がいいですね。特にグローバルの動きをしっかり把握できる方は総じて活躍しやすい環境だと思います。

スキル面では、気候変動や環境、人権、コーポレートガバナンス、レジリエンスなどに専門性のある方はもちろん、これまでESG関連の業務に従事していなくても、企業で中期経営計画の策定や、事業計画、リスク管理の経験があり、さらにESGの領域で専門性を高めていきたいという方も募集しています。

また若手であれば、「自分の力で社会を変えたい」「社会課題を解決したい」といった想いのある方で、かつロジカルシンキングやコミュニケーション能力の高い方。未経験であってもポテンシャルの高い方を求めています。

麻生様
私が面接時によく候補者の方に尋ねるのが、これからの気候変動や脱炭素、サステナビリティ経営についてどう考えているかということ。答えが見えない領域だからこそ、コンサルタントとして何ができるのか自分の言葉で語ってもらいます。SX領域は、未知な領域でありお手本がないため、自分で必要な情報をきちんと選んで、何をすべきかを考え続ける必要があります。常に自分で考える癖がついている人、考えていきたい人を求めています。

またマインド面では、純粋に社会課題に向き合える人を求めています。SXは地球規模で生命にも関わる問題なので、それをビジネスとしてやるからには生半可な気持ちでやってはならないテーマだと思っています。もちろん自己成長がしたい、興味があるテーマで面白そうなどいろいろな価値観で仕事をしていただいていいのですが、軸は「社会課題に向き合う」という純粋な気持ちを持っている人にジョインしてもらいたいです。

そもそも現在の規制やペナルティが明確ではない中で、気候変動や脱炭素化経営に課題を感じ、リーダーシップを発揮しているクライアント企業のマネジメント層の皆さまは、「社会に対して責任を果たしたい」「会社を生き残らせたい」といった使命と熱い情熱を持っている方たちです。ですので、参画していただく方も私たちと一緒に情熱と覚悟を持って活動してもらいたいですね。答えがない領域だからこそ、社会課題に対してどう向き合おうとしているか、その姿勢を重視しています。

井内
熱い想いが伝わってきます。鈴木様はいかがですか。

鈴木様
同じく「社会のために、地球のために貢献していきたい」という気概がある人は働きがいもあり、成果も出しやすいと思います。現場での支援内容は、一般的なコンサル案件と同様のビジネスプロセスの整備やシステム導入といった側面もあります。その中でも目的を見失わず輝けるのは、やはりSXというテーマに熱い情熱を持っている方だと思いますね。

KPMGコンサルティング株式会社

井内
では最後に、SXチームに興味をお持ちの方にメッセージをお願いします。

麻生様
SXのテーマは、社会課題に向き合う難しさもありますが、同時に新しい課題にチャレンジできる仕事です。今後どのコンサルティングファームでも注力していく領域と思いますが、KPMGにジョインしてもらえれば誇りを持って躍動できると確信しています。私たちは「情熱と覚悟を持ってこのテーマに取り組んでいきたい」と参画してくださる方たちの想いを決して無駄にはしません。必ず支えていきます。だからこそ失敗を恐れずに、失敗する度胸を持ってチャレンジしてほしいと思っています。空気を読むのではなく空気を変える意気込みが必要です。「自分に何ができるか」というテーマに意義を感じていただける方にジョインしていただきたいです。

土谷様
SXチームは、新しく立ち上がった組織です。ある意味、ベンチャーのように一人ひとりが新しいチャレンジに挑戦できます。世の中を変えていきたいという志の高い方はもちろん、組織作りや新しいサービス作りに興味のある方にも満足していただける環境だと思います。ぜひ一緒にワクワクする仕事を作っていきましょう。

鈴木様
KPMGは150以上の国でオペレーションしており、現在、世界全体でSXが動いています。そういったグローバルネットワークを活かしながらクライアントの課題解決できるのもKPMGの大きな特徴だと思っています。クライアントの支援を行う中で、それがたとえ大きな木の枝葉の一部分だとしても、「最終的に地球のためにできているのだ」と思えることは大きなモチベーションになるはずです。そういった熱い情熱を持っている方と一緒にこれからの未来を作っていければと思います。

麻生多恵 様
KPMGコンサルティング株式会社
麻生多恵 様

ITコンサル会社を経て、2005年KPMG入社。金融セクターにおけるリスクマネジメント・ガバナンス構築や組織・業務変革に係るサービスに長年従事。市場動向を先読みした構造改革、ビジョン・概念の戦略・施策化を得意とし、近年はカスタマーエクスペリエンスの向上を実現するデジタル戦略・オペレーション戦略策定に係るサービスを提供。2021年より、全てのセクター向けの脱炭素化サービスのリードとして、企業が脱炭素化経営を実現するための戦略立案・施策策定・実行管理・開示に至るまでの幅広いサービスを提供。

土谷豪 様
KPMGコンサルティング株式会社
土谷豪 様

国際ブランドクレジットカード会社のリスク管理部門・システム企画部門を経て、2013年KPMGに入社。IT業、金融業・製造業・通信業・流通業・飲食業等のあらゆる業種に対して、ESGも含めたリスクマネジメント態勢高度化支援、サステナブル調達支援、グローバル含めたBCP策定支援等のプロジェクトに多数従事。その他講演・寄稿多数。

鈴木雄介 様
KPMGコンサルティング株式会社
鈴木雄介 様

大手監査法人にてITや業務プロセスのリスク評価・監査業務に携わった後、外資系金融機関のファイナンス部門にて米国本国との連結決算業務に従事。2019年にKPMGに入社。金融セクターにおけるPMI、日本法人設立等、グローバル案件に従事。現在金融機関のカーボンニュートラル案件の現場責任者としてサービスを提供している。

KPMGコンサルティング株式会社

KPMGコンサルティング株式会社

グローバル規模での事業モデルの変革や、経営管理全般の改善をサポートするコンサルティングファーム。具体的には、事業戦略策定、業務効率の改善、収益管理能力の向上、ガバナンス強化やリスク管理、IT戦略策定やIT導入支援、組織人事マネジメント変革などを提供しています。世界146ヵ国のメンバーファームに約227,000名のプロフェッショナルが在籍。
参考URL:http://recruit.kpmg-consulting.jp/

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アクシスコンサルティングは、コンサル業界に精通した転職エージェント。戦略コンサルやITコンサル。コンサルタントになりたい人や卒業したい人。多数サポートしてきました。信念は、”生涯のキャリアパートナー”。転職のその次まで見据えたキャリアプランをご提案します。

KPMGコンサルティング株式会社の求人情報

募集職種 SX戦略コンサルタント
職務内容

地球・人間社会の構造的課題が顕在化し、ビジネスの不確実性とステークホルダーからの対応要請は増しており、サステナビリティ・ESGは長期的価値創造に向けた経営の中心課題となっています。そのような状況のなか、社会課題への対応・解決に取り組み、将来の持続可能で選ばれるための変革、SX(Sustainability Transformation)は全産業、全部門を横断したテーマとなっています。
KPMGは「自社におけるSXとは?」という根本的な問いから出発し、パーパス定義、経営方針立案・事業戦略策定・オペレーション変革・イノベーション創出といった様々なSX関連テーマの検討・実行を多様なエキスパートの連携により支援します。


<経営理念・長期戦略・ブランディング>

  • サステナビリティビジョン策定支援、マテリアリティ分析
  • サステナビリティ戦略策定・推進部門立ち上げ支援
  • SXブランディング支援
  • 統合思考による価値創造モデル策定支援
  • 長期シナリオプラニング支援

<事業戦略・オペレーション変革>

  • サステナブルプロダクト開発戦略支援
  • サステナブルサプライチェーンに向けたベンチマーク調査

<脱炭素>

  • 脱炭素新規事業創出支援
  • クリーンテック投資調査支援
  • SAF(Sustainable Aviation Fuel)事業開発支援
  • ネットゼロ戦略立案、ロードマップ策定
  • カーボンマネジメント体制構築・デジタル技術活用支援

<サーキュラーエコノミー>

  • サーキュラー製品戦略策定支援
応募要件

【必須要件(いずれも必須)】

  • サステナビリティ/ESG関連テーマについて強い関心をもち自律的・継続的にインプット/アウトプットできる方
  • 経営方針立案、グループ経営管理、事業戦略構想、プロダクト開発、サプライチェーンマネジメント等の事業・機能に関する知識・経験のある方
  • 高いビジネスマインドを持って、クライアントファーストな立ち振る舞いや他のプロジェクト・メンバーをモチベートできる方
  • 問題・課題を検知・分析し、論点を整理した上で解決までのアプローチを構想し、クライアントに説明、共感を得て、実行に移すことができる
  • 社会的意義に対しビジネス性をもって向き合い、実行力を発揮できる

※Manager以上の候補者の場合

  • 2年以上のプロジェクトマネジメント経験あるいはチームマネジメント経験

【歓迎スキル】

  • サステナビリティ/ESG関連テーマに関する高い専門性
  • 部門横断的なプロジェクト推進経験
  • パートナーシップ組成・推進のご経験
  • 同種のコンサルティング業務への関与経験をお持ちの方
  • サステナビリティに関する公共部門・NGO等でのご経験の方
  • テクノロジーの活用推進やデータ分析業務への関与経験をお持ちの方
  • ビジネスレベルの英語力、またはその他の外国語力をお持ちの方

【フィットする人物像】

  • 継続的な学習意欲と成長志向の強い方
  • コミュニケーション能力に優れた方
  • ポジティブ志向で、明るく朗らかな方
  • 知見や技術に拘泥することなく、それらを分かり易く伝え、必要な情報・論点を最大限に引き出すことができる方
  • 自己マネジメント力の高い方
  • 論理的思考と共感力をもって適切に物事を捉えることができる方
  • 異文化理解への関心と姿勢を持つ方

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平均サポート期間は3年です。

各ファームのパートナー、事業会社のCxOに定期的にご来社いただき、新組織立ち上げ等の情報交換を行なっています。中長期でのキャリアを含め、ぜひご相談ください。

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