株式会社三菱UFJ銀行 デジタル戦略統括部 事業開発グループ インタビュー/Web3時代の新たな金融インフラ構築へ、ビジネスとエンジニアリングの融合でリードする次世代ウォレットサービスの展望

株式会社三菱UFJ銀行 デジタル戦略統括部 事業開発グループ インタビュー/Web3時代の新たな金融インフラ構築へ、ビジネスとエンジニアリングの融合でリードする次世代ウォレットサービスの展望

Web3¹やブロックチェーン技術の進化により、金融サービスは大きな転換期を迎えています。三菱UFJ銀行では、デジタル戦略統括部 事業開発グループ Web3デジタルアセットチームを立ち上げ、次世代の金融インフラ構築に向けた取り組みを加速させています。同チームは、ビジネスとエンジニアリングを融合させた組織体制で、Tokenized Deposit²やWeb3ウォレットを活用したサプライチェーン高度化、DX人材育成など、新たな価値創造に挑戦。さらに、グローバル金融機関との協業を通じて、国際的な金融基盤の構築も推進しています。

今回は同チームの次長 寺田鉄平様、河野浩典様、大村優太様に、組織のミッションや具体的な取り組み、そして目指す未来像についてお話を伺いました。
※2024年12月時点での情報です

¹ NFTやトークンを使ってデジタル資産を管理・取引できる次世代のインターネット
² 従来の銀行預金をブロックチェーン上でトークンとして実装したもので、取引の透明性や効率性の向上を目指すもの

グローバルIT・システム開発・法人営業のバックグラウンドを持つ3名がMUFGで歩んだキャリアパス

江頭
ご入行の経緯と、その後のキャリアパスについてお聞かせいただけますでしょうか。

寺田様
私は2004年にシステム担当として入行しました。当初からシステム開発に携わり、IT子会社でダイレクトバンキングシステム等の開発、2011年から18年までシンガポールに赴任し、フィンテックやブロックチェーン施策の推進を担当しました。2018年の日本帰任後は、銀信証一体運営の施策で、コミュニケーションツールの高度を進め、コロナ禍の際は、在宅勤務の環境を緊急に整備するなどの業務を手がけてきました。その後、2022年から経営企画部の事業開発室で、Web3領域での事業開発を担当。本年の4月からはデジタル戦略統括部の事業開発グループに異動し、デジタルアセット、Web3、パブリックブロックチェーンといった領域で、事業開発に取り組んでいます。

寺田様

河野様
私は2014年に中途入行しました。前職は電力IT子会社で、ネットワークサービスの構築やセキュリティサービスの導入を担当していました。転職の理由は、地域が限定される電力系から、よりグローバルな、よりお客さまに近い場所で働きたいと考えたからです。8年の勤務を経て、三菱UFJ銀行のグローバルな強みに魅力を感じ、入行を決意しました。
入行後は、銀行システムのインフラ基盤の開発部署で、対外接続のネットワーク環境整備や市場エリアのシステムネットワーク企画・設計・保守を担当。その後、システム基盤共同化の案件で、持株銀行信託証券のシステム基盤の共同利用化に携わりました。コロナ禍では、在宅勤務システムの緊急導入も手がけました。

河野様

大村様
私は2017年に総合職オープンの枠で入行しました。最初の3年間は大阪で法人営業(中堅・中小企業)を担当。その後、法人・リテール企画部で法人向けのデジタルサービスの企画に携わり、AIを活用したオンライン融資サービスのBiz LENDING、法人向けポータルサイトのMUFG Biz、スタートアップ企業との協業・出資といった業務を担当しました。2023年には社内の公募制度を活用して経営企画部事業開発室に異動し、現在のポジションに至っています。
当行を選んだ理由は、幅広い経験ができ、多くのお客さまと接点を持てる環境だと考えたからです。入るからには大きなことを成し遂げたいという思いがあり、その実現には銀行が最適な場所だと考えました。

大村様

銀行主導で切り開くパブリックブロックチェーンによる次世代金融基盤

江頭
組織設立の背景と、ミッションについて教えてください。

寺田様
組織設立の背景は、パブリックブロックチェーンを活用した暗号資産およびトークンの活用事例が広がり始めたことです。我々は、トークンの活用は、金融ビジネスを大きく変えるポテンシャルがあると考えており、広くユーザーを獲得するためには、安心・安全を提供するプレーヤーが必須になるという見立ての下、銀行がその役割を担える可能性があるのではと、経営企画部事業開発室の中に、担当チームが設立されました。
足許、国際決済銀行(BIS)や国際金融協会(IIF)により、Unified Ledger³の実現を目指し、国際送金をブロックチェーン上に実装する実証実験を行うPJ Agoraが立ち上がっており、銀行預金という本丸機能をパブリックブロックチェーン上で実現するという潮流が高まっています。
この背景として、パブリックブロックチェーンの技術レベルが金融インフラとしても耐えられるレベルに達したという仮説が金融業界の中でも、コンセンサスになっていると考えており、この領域で、次世代に向けてしっかり面で市場を取りにいくというのが私どものミッションです。

江頭
御行ならではの強みや、御行のリソースを活用することでアドバンテージとなっている点について、お聞かせいただけますでしょうか。

寺田様
グローバルな顧客ネットワークおよびテクノロジーの裏付けのある安心・安全を提供できることが弊行の強みです。Tokenized Depositのビジネスケース検討では、先進外銀と協働しているのですが、先方も当行のこういった強みを期待しているのだと思います。

アジアを中心に支店および現地法人のネットワーク、資本提携している銀行が多いため、Tokenized Depositでもビジネスユースケースを作りやすい環境にあります。

大村様
その通りですね。顧客基盤が当行の大きな強みです。全国津々浦々に営業担当もおり、各地で接点を持ちながら、そこで作った種をグローバルにまけるという環境を生かしています。

河野様
IT投資の金額も比較して大きいので、開発面でもやりやすい環境があります。また内製化についても、より積極的に取り組みます。

³ 現状の金融構造(中央銀行と商業銀行の二層構造)を維持しつつ、トークン化による決済の効率化を目指す構想

事業開発と技術部門が融合したアジャイル開発組織

江頭
事業開発グループの現在の組織規模について教えてください。

寺田様
現状、事業化検討フェーズですので、デジタルアセットラインは9名体制で運営しています。副部長と次長によるマネジメント層の下、事業開発チームとプロダクトチームの2つのラインで構成されています。

江頭
組織体制における役割分担と、チーム内での機能別の責任範囲についてお聞かせいただけますでしょうか。

寺田様
ビジネスラインは、B to B to Cのビジネスモデルにおける法人顧客の開拓を担当しています。私どもが構想するウォレットを活用したコアサービスに関心を持つ事業会社の発掘が主なミッションです。
一方、プロダクトラインは、プロダクト・サービスの企画から開発までを担当しており、特徴的な点として開発機能の内製化を推進し、チーム内にエンジニアを配置しています。

江頭
御行にはシステム開発部門もございますが、開発体制はどのように整理されているのでしょうか。

寺田様
当チームは、エンジニアを重視しております。協働している先進外銀に開発体制をヒアリングしたのですが、社員の半数がエンジニアとして在籍し、ビジネスコンセプトをプロトタイプ化し、マーケットニーズの検証から開発までを一気通貫で行う体制を実現しております。私どももこのような開発モデルを志向しています。従来型の予算確保からシステム部門への依頼というプロセスでは、求められるスピード感に対応できませんし、私どものビジョンを外部エンジニアの方にご理解いただくのは、時間を要してしまうと考えているためです。エンジニアと対等に話ができるよう、当チームでは、ビジネス担当者に対しても、コンピューターサイエンスの知識を保有することを必須としております。また、海外プレーヤーとの協働機会も多いので、英語を扱うことも求められる環境です。

河野様
システム部門が独立していると、コミュニケーションの障壁が生じやすくなります。私どもの体制では、開発チームが同じ組織内に在籍しているため、要件定義から実装までのプロセスをアジャイルに進めることが可能となっています。これが従来の開発体制との大きな差別化要因となっています。

ウォレットが実現するサプライチェーン高度化とDX人材のスキル可視化・育成

江頭
現在進行中のプロジェクトの具体的な内容と、今後の事業展開の方向性についてお聞かせいただけますでしょうか。

寺田様
ウォレットを用いたユースケース候補として、サプライチェーンの高度化とDX人材のスキル育成・見える化を検討しております。ウォレットが認証ツールとなり、ウォレット提供企業がデータを集められアーキテクチャの構造変化を生かしたいと考えております。

パーム油の認証を例に説明します。EUDR(欧州森林破壊防止規則)規制が2025年に発行される予定ですが、パーム油をサステナブルに開発している農家に対して経済的に報われる世界を実現しようという潮流が出て来ております。当行と取引のある企業の中にも、パーム油を原材料として使用している企業が多く、環境に配慮したパーム油を使っていることの投資家やNGO団体への説明が求められております。
サプライチェーンとしては、商社と精油会社を通って、メーカーへ届くのですが、その過程でいろいろなパーム油が混合・精製されてデリバリーされているので、環境配慮型であることを証明できない状況です。そこでパーム油農家に当行のウォレットを導入していただき、RSPO認証局⁴が発行する環境配慮型認証の情報をデジタル化して付与します。このクレデンシャル情報を取引の段階で活用することで、川下のプレーヤーまで確実にトレースできる仕組みの構築を目指しています。
この仕組みはシンガポールに拠点があるMusim Mas社と、彼らと取引関係にあるインドネシアのパーム油農家と共に実証実験で効果を確認しました。

この事例は、サプライチェーンが分断されていてデータが活用できない場合や、川下のプレーヤーの需要がきちんと川下まで届いていないという課題に対する解決策にもつながると考えております。コロナが明けた当初、半導体の部材不足や供給難が社会課題になっておりましたが、こういった事例は、川下の生産計画が、川上まで届き、当行のような金融機関が適切なファイナンスを提供できれば、供給難になる事態の回避に貢献できる可能性があります。

大村様
スキルの可視化は、個人の学習履歴や保有スキル、資格情報などをウォレット経由でデータとして蓄積することで、透明性と信ぴょう性を担保したデータマネジメントを実現する取り組みです。

従業員の場合、社内研修や公式な教育プログラムにおける学習実績や成果は人事部が組織として把握できていると思いますが、自己啓発による学習やスキルの取得に関しては、未申告もしくは自己申告のみに留まり、正確なスキル評価やキャリア形成の解像度が上がる情報を十分に反映できていないという課題が存在します。

特にデジタル人材は、その育成に各社が注力していますが、そのスキル定義や求められる人材要件が標準化されていない課題があります。そこで、私どもはデジタル人材に求められるスキルセットと評価基準を測定可能にする可視化モデルを構築しています。これにより、個人のスキルレベルの定量的な把握が可能となり、デジタル人材としての適性評価および学習を通じたスキル開発の進捗可視化を目指しております。

寺田様
このウォレットの特徴は認証情報とひもづいたデータ統合にあります。現在の大企業では、研修システムが外部の学習サービス、スキル申請システムなど、別々のシステムが乱立していて、データが統合できていません。サプライチェーンと同様に、どのようなスキルがある人が何を学習しているかがひもづけられない状況です。
ウォレットによる秘密鍵・公開鍵認証を応用することで、個人認証とひもづいたキャリア申請やテスト受験が可能になり、知識レベルの把握から、そのギャップを埋めるための最適な学習コンテンツのレコメンドまでできます。これはWeb3の世界で言われている、自己主権のデータによるウェブ体験の最適化を、DXスキルの可視化と育成に適用したものです。

江頭
その世界観ですと、個人にひもづくウォレットであれば、会社を転職したとしてもその情報をつないでいけるということですね。職務経歴書に対するレファレンスチェック機能として位置付けられるということでしょうか。

大村様
将来的にはその姿を目指しています。転職者や中途採用者のミスマッチや企業が求めていたスキルとのギャップといった課題に対して、スキルを可視化することにより解決を図れます。

江頭
今後のスケジュールは、どのようにお考えでいらっしゃいますか。

寺田様
2025年6月にはMVP(最小機能を実装したもの)をリリースする予定です。現在は、外部コンサルのリソースを使って開発やモック作成を行っていますが、これらの内製化を早急に進めていきたいと考えています。事業として持続的にサービス提供するためには、マネタイズが必須であり、有償PoCを通して、ビジネスモデルの精緻化を進める方針です。

寺田様

⁴ RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil)は持続可能なパーム油の生産と使用を促進するための国際的な非営利組織。環境保護、労働者の権利、地域社会の福祉を考慮した持続可能なパーム油の生産を保証するためのもの

Project AgoraとGL1:日本を代表してグローバル金融市場の新基準作りに参画

江頭
グローバルプロジェクトの状況について、お聞かせいただけますでしょうか。

寺田様
当チームは、Project Agoraと、Global Layer 1(GL1)という、2つのグローバルプロジェクトを担当しております。Project Agoraは、BISとIIFが主導する国際的なイニシアチブで、MUFGを含む複数の主要金融機関が参画しています。GL1は、外銀と当行が主導している民間プロジェクトとなります。
GL1の議論は、刺激的です。Unified Ledgerのコンセプトを実現すべく、スキルのある人材が各銀行からアサインされており、次代の金融システムを構築することに本気で取り組んでいます。彼らの中には、ブロックチェーンの研究開発を専門にしているメンバーもおり、私どもとの違いは明確で、既存メンバーのリスキルも進めております。
私どもの強みは、事業会社ならではの意思決定力と、グローバルでの存在感です。世界のデジタルアセット・Tokenizationのフロントラインで、仕事に臨んでいます。

江頭
金融インフラの革新という壮大なミッションに取り組まれているということですね。御行の戦略的な位置付けについても理解できました。

テクノロジーとビジネス両面のケイパビリティで事業開発をリードできる人材を求めている

江頭
ビジネスサイドの人材要件について、具体的に教えていただけますでしょうか。

大村様
具体化しつつあるビジネス構想を推進するメンバーとして、何でもやるという気概のある人材が理想です。外に出てお客さまと議論をし、アイディエーションからビジネスモデルを策定することがミッションです。そのためには、基礎的なコミュニケーション能力、マーケット調査やターゲット分析といった地道な作業に加えて、構想力も求められます。こういった業務をこなせる方を探しています。
8〜9名の小規模チームなので、システムやITへの理解も必要です。完全な知識は求めませんが、お客さまの要件を開発側に落とし込む際のコミュニケーションが取れる方が望ましいです。B to B to Cのビジネスモデルを推進するため、法人営業経験や戦略企画の経験があれば理想的です。

寺田様
私どものミッションは、テクノロジードリブンな事業開発の推進です。ビジネスとテクノロジー双方の素養を持つ人材が理想的ですが、何でもできるスーパーマンは居ないので、エッジの効いた強みを生かして、共に成長できる人材を求めております。当チームは、難易度の高い事業開発がミッションですので、チャレンジが好きな方に適性があると思います。

江頭
バックグラウンドとして、どのような業界・職種での経験を想定されていますでしょうか。

寺田様
デジタルアセットの領域での業務になりますが、ブロックチェーンの経験がなくても、たとえば、事業会社およびコンサルティングファーム・SIerなど、事業会社向けにソリューションを提供してきた方々であれば、十分に活躍していただけると考えています。

大村様
既存のビジネスフレームワークの中でウォレットやTokenized Depositといったソリューションを戦略的に活用していくアプローチを取っているため、完全なゼロベースでの事業開発を志向される方よりも、既存の事業基盤を活用しながらイノベーションを推進できる方が望ましいと考えています。

大村様

江頭
今後のエンジニア採用についての具体的な計画はありますか。

河野様
向こう1~2年で、20人ほどエンジニアを増やしたいと考えています。テクノロジーの進化を金融サービスに応用することが楽しめる人材に集まってほしいと考えております。

江頭
どのような人材を求めていらっしゃいますか。

河野様
エンジニアは、自分自身で手を動かしてコーディングしたことがある人材を求めています。
業務やアプリよりの実装を経験してきた人と、インフラ、AWSなどクラウドを活用したインフラ基盤の整備をした人、この両面のスキルを持った人が欲しいと考えています。
パーソナル面では、自分で目的を考えて動ける人を求めています。当チームは、少数精鋭で運用しており、ある程度自分で考えて進めていく必要があります。金融の知識は必須ではありませんが、金融機関のカルチャーにアジャストできるバイタリティーが必要です。

河野様

江頭
グローバルプロジェクトも進行されているとのことですが、英語力は必須要件とされていますか。

大村様
英語がネックだと感じていても、そこに挑戦したいという気持ちがある人を求めています。やる気があれば、スキルは後からつけていけばいいと考えています。

江頭
働き方はいかがでしょうか。

寺田様
私どものチームは、銀行の一般的なイメージとは異なる働き方をしています。チームトップの副部長が、ワークライフバランスを率先して実践しつつ、結果を出すことに拘るという効率的な業務遂行を重視しており、労働時間ではなく成果で評価する文化を醸成しています。
コロナ禍以降、多くの金融機関で在宅勤務が広がっていますが、私どもは、対面のコミュニケーションに重きを置いております。
新規事業の開発やTokenized Depositといった技術的なイノベーションの社会実装を実現するには、金融に関わる規制はじめ、多くの壁が存在します。その壁を打ち破るには、熱量が必要です。私たちに熱量を与えてくれる人材と一緒に働きたいですね。

寺田鉄平 様 株式会社三菱UFJ銀行

2004年にシステム企画担当として新卒で三菱UFJ銀行に入行。ダイレクトシステム再構築等のプロジェクトにおいて基盤を担当し、2011年~2018年にシンガポールに赴任、アジア域内システムの基盤集約・アプリ標準化等の施策を推進。また、ポール金融当局(MAS)とのブロックチェーンに係る実証実験を担当。2022年からデジタルアセット領域での新規事業開発業務に従事。現在に至る。

河野浩典 様 株式会社三菱UFJ銀行

電力業界ユーザー系システム会社で8年勤務し、上流から下流までネットワークエンジニアとしてシステム開発を経験。2014年にキャリア採用で三菱UFJ銀行へ入行。持株・銀行のネットワーク・セキュリティの企画・検討・開発に従事。よりユーザーに近い立場でグローバルな案件に携わっていきたいと考え、2023年に社内の公募制度を活用し新規事業のプロダクト開発業務に従事。現在に至る。

大村優太 様 株式会社三菱UFJ銀行

2017年に総合職オープンとして新卒で三菱UFJ銀行へ入行。入行から約3年間、法人営業を担当。その後、本部企画部門へ異動し法人領域の営業戦略企画、DX戦略企画、デジタルサービス開発、スタートアップ協働、M&A・出資関連業務等、幅広く経験。2023年にデジタルを活用して0から1を作る業務がしたいと考え、社内の公募制度を活用し新規事業開発業務に従事。現在に至る。

株式会社三菱UFJ銀行 (MUFG Bank, Ltd.)

1919年(大正8年)8月15日設立、従業員数は銀行単体で31,756名、国内421・海外104の拠点を有する(従業員数と拠点数はいずれも2024年3月末時点)
三菱UFJフィナンシャルグループの中核企業として、「預金」「融資」「決済」の主要業務を中心に、あらゆる金融サービスを国内に限らずグローバルに事業を展開。

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングは、コンサル業界に精通した転職エージェント。戦略コンサルやITコンサル。コンサルタントになりたい人や卒業したい人。多数サポートしてきました。信念は、”生涯のキャリアパートナー”。転職のその次まで見据えたキャリアプランをご提案します。

株式会社三菱UFJ銀行の求人情報

募集職種

新規ビジネス開発・ユースケース創出(事業開発)

職務内容

【組織のミッション】

・金融業界をグローバルに取り巻く最新技術への着眼
・当該技術の活用した新規ビジネスの立上げ

【募集職種の概要】

新技術を活用した新規ビジネスの立ち上げに係る事業開発担当者

【募集背景】

ビジネスの更なる発展・拡大に向けた増員

【主な役割】

事業開発チームメンバーとして、社内外と連携しつつ、新技術を活用した新商品・新サービスの検討・事業化を行う

①マーケット調査、ユーザー分析、プレゼンテーション作成・交渉
②ビジネスモデルの設計・体制構築
③アライアンス企業の発掘・出資・管理 など

【配属先】

デジタル戦略統括部 事業開発Gr デジタルアセットチーム(現9名)

【当該ポジションの魅力・特徴】

最先端の技術かつトップバンクのリソースを活用したダイナミックなプロジェクトにおける知見の修得が可能。業務を通じ、企画立案・戦略策定・マネジメントスキルの向上も図ることが可能。新たなビジネスの創出、日本の未来を担う気概のある方を歓迎

【キャリアパスイメージ】

  • 事業開発経験者として部内での異動など、全社のデジタル関連ビジネスを統括するキャリアを歩むケース、ユーザー部門へ異動して部門企画・プロジェクト推進のキャリアを歩むケース等あり。それぞれデジタル関連の事業開発のプロフェッショナル、部門・経営戦略のプロフェッショナルを目指すことが可能
  • 本人の希望・能力に応じてMUBK内の企画担当、デジタル関連部署等への異動を展望可
応募要件

【必須経験・要件(以下のご経験をお持ちの方)】

大企業(上場企業や大手コンサルティングファームおよびそれに準ずる企業)において、経営・事業・商品等の戦略企画や、新規事業開発のプロジェクト等に主体的に携わった経験

※2年以上(上記に類する経験でも可)
但し、経験年数は目安基準のため、未達の場合でも積極的なご応募を頂ければ幸いです

【歓迎経験・要件】

  • 大企業向けの営業経験
  • プレゼンテーション・ドキュメント作成スキル(Word、Excel、PowerPoint)
  • 法人向けのソフトウェアソリューション構築経験(ユーザー部門での開発経験でも可)
  • プロジェクト及びシステム開発管理スキル(複数の利害関係者と効果的にコミュニケーションできる能力)
  • マーケティングや新技術、ITサービスの知見
募集職種

エンジニア担当(新規事業)

職務内容

【組織のミッション】

・金融業界をグローバルに取り巻く最新技術への着眼
・当該技術の活用した新規ビジネスの立上げ

【募集職種の概要】

対顧向けプロダクト開発を担うエンジニア

【募集背景】

ビジネスの更なる発展・拡大に向けた増員

【主な役割】

新サービスのプロダクト開発メンバーとして、社内外と連携し、プロダクトの検討・開発を行う

①フロント・バックエンドシステムの開発、維持保守
②次世代決済システム開発
③プロダクトのモック・プロトタイプ開発 など

【配属先】

デジタル戦略統括部 事業開発Gr デジタルアセットチーム(現9名)

【当該ポジションの魅力・特徴】

最先端の技術かつトップクラスバンクのリソースを活用したダイナミックなプロジェクトにおける知見の修得が可能。業務を通じ、企画立案・戦略策定・マネジメントスキルの向上も図ることが可能。新たなビジネスの創出、日本の未来を担う気概のある方を歓迎

【キャリアパスイメージ】

  • エキスパート職として部内での異動を重ねてDXシステム開発のプロフェッショナルキャリアを歩むケース、IT部門へ異動してシステム戦略・デジタル施策等を推進するキャリアを歩むケース等があります。それぞれDXシステム開発のプロフェッショナル、IT企画のプロフェッショナルを目指すことが可能
  • 本人の希望・能力に応じてMUBK内の企画担当、デジタル関連部署等への異動を展望可
応募要件

【必須経験・要件(以下のご経験をお持ちの方)】

①コンサル、SIer、スタートアップなどにおける企業向けソフトウェアソリューション構築PJ経験(2年以上目安)
②バックエンドもしくはフロントエンドエンジニアとしてのコーディング実務経験(言語は不問)

※①②とも事業会社・外部委託先企業、どちらの立場でも構いません
経験年数は目安基準のため、未達の場合でも積極的なご応募を頂ければ幸いです

【歓迎経験・要件】

  • トレーサビリティ、暗号資産ウォレット、分散型ID管理、DAOなどブロックチェーンを活用したサービスの企画・構築に関する知見
  • ブロックチェーン関連の規制やコンプライアンスに関する知見
  • 金融機関/インフラ企業向けのシステム大規模開発経験
  • セキュリティや規制、コンプライアンスに関する知見
  • モバイルアプリの開発経験
  • AWS、GCP、Azureなどのクラウドインフラを活用した開発経験
  • ブロックチェーンを活用したサービスの企画・構築に関する興味、関心

Brand ブランド紹介

アクシスコンサルティングでは、多様化するハイクラス人材のキャリアをワンストップでサポートしています。
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